「and so on」の意味と使い方|会話では使わない?

※当ブログの記事にはアフィリエイト広告が含まれる場合があります

 

 

and so on の意味と使い方

 

and so on」は日本語の「など」に相当する表現です。

 

and so forth」としても同じですが、こちらの方がより堅い言葉です。

 

 

いくつか例文を見てみます。

 

例文

 

I'm tired of doing the dishes,doing the laundry,and so on!

 

→皿洗いとか洗濯とか、そういうことにはもううんざり!

(DUO3.0 例文121 より)

 

 

They feel happy or unhappy, bored or excited, content or upset, and so on.

 

→うれしかったり悲しかったり、退屈したり興奮したり、満足したり動揺したりなどします。

(速読速聴・英単語 Daily1500 ver.3 p290 より)

 

 

The prosperous boulevard is lined with souvenir shops, cafe-food outlets, and so on.

 

→賑わう大通りには、土産物屋、カフェ、ファストフード店などが並んでいる。

(ALL IN ONE 音速チャージ 例文53 より)

 

 

このように、物事を列挙した後に「~など」と続ける使い方をします。

 

 

 

他にも、

 

and so on and so on

and so on and so forth

and so on and on

 

などのように、言葉を重ねて「などなど」と強調する場合もあります。

 

and so on の使用上の注意点

 

注意点は、その「列挙」にあります。

 

 

上記の例文だと、

 

皿洗いと洗濯

嬉しさ、悲しさ、退屈、満足などの感情的な要素

土産屋、カフェ、ファストフードのような店

 

という、同類の言葉が並んでいます。

 

よって、and so on は同じ物事を並べる時に使われます。

 

 

 

もう1つが「人には使わない」という点です。

 

例えば、「AさんやBさんなどに会った」の場合、 and so on は使いません。

 

 

その代わり、言い換え表現の「and others」や「and some others」は人に使うことができます

 

 

 

応用として、

 

and some other countries(などの国々)

and some other friends(などの友達)

 

と言うこともできます。

 

また、これらは名前を列挙する必要はありません。

 

 

例文

 

I collaborate with them and some others.

 

→彼らなど何人かとコラボした。

 

 

It houses the tombs of Michelangelo, Galileo and others.

 

→そこにはミケランジェロやガリレオなどの墓がある。

 

 

She traveled to China and some other countries.

 

→彼女は中国などいくつかの国を旅をした。

 

 

I met up with him and some other friends.

 

→彼など他の友達と会った。

 

 

日常会話では使わない言い方?

 

「and so on」は日常会話ではあまり使われません

 

会話では「and things like that」と「and stuff like that」が使われます。

 

 

この違いを日本語で表すと、

 

and so on → ~など

 

and things like that → ~とか

 

となります。

 

 

親しい人との会話では「リンゴやバナナなど」よりも「リンゴとかバナナとか」の方が使われるのと同じです。

 

 

 

以上のように、どちらかと言うと「and so on」や「and so forth」はフォーマルな言葉になります。

 

よって、ビジネスや改まった場の時は逆に「and so on(and so forth)」を使うのが無難です。

 

etc.(エトセトラ)は文章で使う

 

文章や論文などでは「etc.」がよく使われます。

 

これはラテン語「et cetera」の略で、英語にすると「and the rest」になります。

 

 

ただ、YouTube のネイティブ動画を見ていると、何かを説明する場合は口頭でも「et cetera(エトセトラ)」と言う人もいます。

 

まとめ

 

・「and so on」と「and so forth」はフォーマルな「など」

・同類の言葉を並べる時に使う

・「and so on and so on」「and so on and so forth」のように強調できる

・この2つは人には使わない

 

・人の場合は「and others」や「and some others」を使う

 

・会話では「and things like that」と「and stuff like that」の「とか」が使われる

 

・文章では「etc.」が使われる