英語で「興味がある」を「curious」で表す
形容詞「curious」を使った「I'm curious.」の形で「興味がある」と言うことができます。
「気になる」と訳すとしっくりくる場合も多いです。
構造的には「I'm interested.」と同じですが、後ろに続ける場合は前置詞が異なります。
・I'm interested in ~
・I'm curious about ~
~の部分には名詞・動名詞・名詞節などが置かれます。
そして、日本語に訳される際はどちらも「興味がある」で通じることが多いのですが、英語のニュアンスは少し異なります。
interested と curious の違い
interested → 興味を持っている / 関心がある
curious → 好奇心がある / 知りたがっている
例えば、「I'm interested in politics.」という文。
意味は「私は政治に興味がある」ですが、ここには「政治に関心がある」のニュアンスが含まれます。
また、人に好意を持っているという意味の「気になる」にも使うこともできます。
「Are you interested in her?」なら「彼女のことが気になっているの?」になります。
言い換えると、彼女に興味や関心を持っていることを表しています。
次は「I'm curious about your relationship with your son.」という文。
意味は「私はあなたと息子の関係について興味があります」ですが、「息子とどういう関係を築いているのか知りたい」というニュアンスが含まれます。
その「知りたい」のニュアンスから、「興味あるのですが……(教えてくれませんかね?)」のような軽い質問のニュアンスでも使われることがあります。
DUO3.0の I'm curious.
DUO3.0の例文311にはこうあります。
"What's going on down there? I'm curious."
"I have no idea."
↓
「下で何が起こっているの? すごく気になるわ」
「さあ、何だろう」
ここでは「下で何が起こっているのかを知りたい」の意味合いで使われています。
curious to do の意味と使い方
「I'm curious to do」の形で「~したい」と言うこともできます。
これは「I'm curious to do +that節」の形になることが多いです。
「do」の部分には「know」「see」「hear」など、ある程度決まった動詞が置かれます。
いずれも「知りたい」や「聞きたい」と訳すことが可能です。
I'm curious to see what everybody has to say.
→みんなが何を言うか(みんなが言うことに)興味がある。
ここでは「何を言うか知りたい」の意味合いです。
この see は「見る」ではなく「分かる」や「知る」として使われています。
「I'm curious to hear what you think about it.」
なら
「あなたがそれについてどう思っているのか聞きたい」になり、要は「どう思っているのか知りたい」ことを示しています。
curious の例文
I was just curious.
→ちょっと気になっただけです。
→ちょっと興味があっただけです。
I'm curious about what happened to her.
→彼女に何が起こったのか気になります。
I'm curious about what you think of him.
→あなたが彼のことをどう思っているのか興味があります(気になります)。
I'm curious to know what she's going to say.
→彼女が何を言うつもりなのか興味がある(何を言うのか知りたい)。
I'm curious to hear your review.
→あなたのレビューを聞きたい。
「~に興味を持つ」や「~に関心を持つ」と言いたい場合はこちらの記事をご覧ください。