「aka / a.k.a.」の意味と読み方
「aka」または「a.k.a.」は「also known as」の略で、直訳すると「~としても知られている」になります。
日本語的には「別名」や「~の名前でも知られている」になり、その人の別の名前を表す時に使われる表現です。
読み方は「エー ケー エー」で、そのまま読みます。
「aka / a.k.a.」の使い方の注意点
「A a.k.a. B」は、一般的に知られている(呼ばれている)方の名前がBに入ります。
例えば、木村拓哉さんはキムタクという名前で知られています。
その場合は「木村拓哉 a.k.a.キムタク」となります。
タモリさんなら「森田一義 a.k.a.タモリ」です。
一般的にあだ名が知られている人は、この語順になることが多いです。
また、基本的に自称よりも、誰かの紹介で使わることが多いです。
略称が入る
The National Aeronautics and Space Administration, aka NASA.
→The National Aeronautics and Space Administration、通称NASA。
このように、略称が入ることもあります。
超有名な場合に使われる
そして「aka / a.k.a.」は、「B」に入る名前が超有名な時に使われる傾向があります。
日本人なら「キムタク」や「タモリ」という呼び名は大抵知っているので、「aka / a.k.a.」が使われても問題ありません。
逆に、名前を聞いても大半の人が「え? 誰?」となる場合にはあまり使われません。
そのため、ただの「別名」や「あだ名」とは若干異なります。
aka / a.k.a.を名詞として使う
「A aka B」を1つの名詞としても使えるので、文章に入れた場合はこうなります。
Hideki Matsui a.k.a. Godzilla is a famous baseball player.
→ゴジラこと松井秀喜は有名な野球選手です。
also known as と略さずに使う
「aka / a.k.a」を略さずに使うと、以下の例文のような形になります。
Yoshitsune is also known as Ushiwakamaru.
→源義経は牛若丸という名前でも知られている。
[Signal Iduna Park is also known as Westfalenstadion]
Signal Iduna Park is also known as Westfalenstadion which translates as Westphalia Stadium. pic.twitter.com/OtlFVu5lid
— Chelsea FC (@ChelseaFC) February 15, 2023
文章的には「A is also known as B」で、AとBはイコールで結ぶことができます。
その他の「be known」の使い方は『「be known to」「be known for」「be known as」「become known as」の違いと使い方を例文で比較』の記事をご覧ください。
まとめ
・「aka / a.k.a.(エーケーエー)」は「also known as」の略
・日本語的には「別名」や「~の名前でも知られている」と訳すことができ、誰かの別名を表す時に使われる表現
・「A a.k.a. B」は、誰もが知っているような有名な名称がBに入る
・Bに略称を入れることもできる
・「A a.k.a. B」を1つの名詞のカタマリとしても使える