・生きた英語を学べる
・世界の動きを学べる
・ニュース動画でリスニングができる
・トピック別(スポーツ、芸能、政治など)、記事別に自分が興味のある分野を学べる
・無料
このように、英語のニュースサイトは多くのメリットがあります。
しかし、そのサイト数は多く、英語のレベルも異なります。
この記事では、初心者から英語学習に最適なニュースサイトを厳選して、簡単にご紹介したいと思います。
- News in Levels
- VOA Learning English
- JAPAN TODAY
- NHK WORLD-JAPAN
- DMM英会話 DAILY NEWS
- BBC
- CNN と CNN10
- ABC NEWS
- その他のニュースサイト
- ニュースサイトでの勉強法と注意点
News in Levels
「News in Levels」の一番の特徴は、記事の英語レベルが3段階に分かれていることです。
レベル毎にニュース記事の読み上げ音声があるため、段階的にリスニングの勉強ができます。
記事の下部には「Difficult words」というものがあり、記事内で使われた単語の説明。
そして、それが使われている別記事に飛ぶこともできます。
以上のことから、自分のレベルに合ったレベルを選ぶことが可能です。
(https://www.newsinlevels.com/)
他にも、歴史上の出来事に焦点を当てた「Days in Levels」というコンテンツもあります。
詳しくはこちらをご覧ください。
→リスニング練習におすすめな英語サイト「Days in levels」【初心者~中級者向け】
また、ニュースサイトではありませんが、同じ運営の「videos in levels」というサイトもあります。
これは youtube にある動画をレベル別に分類しています。
こちらもリスニングにとても役立ちます。
(https://www.videosinlevels.com/)
VOA Learning English
VOA(Voice of America)はアメリカが運営する国営放送です。
「VOA Learning English」とは、その VOA が英語学習者向けに発信しているニュースサイトです。
そのため、ネイティブ向けのニュースサイトより、少し簡単になっています。
こちらも
・beginning level
・intermediate level
・advanced level
とレベルが分かれています。
文法解説などの動画もあり、字幕が付いているため、初心者からでも学ぶことができます。
(https://learningenglish.voanews.com/)
慣れてきたら、本家の VOA にレベルを上げることもできます。
JAPAN TODAY
「JAPAN TODAY」は日本のニュースを英語で読むことができます。
メインのニュース以外にも、様々なトピックがあります。
特徴は、1記事の分量が学習するのに丁度いい長さなのと、コメントが読めることです。
日本のニュースは事前に情報を得ていることが多いため、勉強に取り組みやすいニュースサイトです。
NHK WORLD-JAPAN
「NHK WORLD-JAPAN」はNHKが運営するニュースサイトです。
タグ(#Japan #Coronavirus など)で記事を絞ることができます。
Live&programs では、ニュースや天気、その他様々なプログラムが1日中流れているため、教材に困ることはありません。
on demand にはニュース以外にも、文化、旅、料理、科学、アニメなど、多くのプログラムがあるため、自分の興味のあるジャンルを集中して見ることができます。
相撲の取り組みがある時、英語実況で相撲を楽しむことができるのは、NHK WORLD-JAPAN の特権だと言えます。
(https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/)
DMM英会話 DAILY NEWS
「DMM英会話」の中のコンテンツ「DAILY NEWS」です。
このコンテンツは会員登録などの必要がなく、無料で閲覧できます。
英会話のサイトらしく、記事に登場する単語とその使い方。
そして、日本語訳があります(Advanced以上のレベルは日本語訳無し)。
また、記事の内容を問う「Questions」や、記事を基にした「Discussion」があります。
レベル別に記事を表示でき、カテゴリーも絞ることができます。
(https://eikaiwa.dmm.com/app/daily-news)
DMM英会話でのレッスンの教材として DAILY NEWS を選ぶことができます。
BBC
BBC は British Broadcasting Company の略で、イギリスの公共放送局です。
ネイティブが読むニュースかつ1記事の文字数が多いため、レベルは高めです。
レベルの高いイギリス英語を集中して学びたい場合には必須のサイトです。
CNN と CNN10
CNNは Cable News Network の略で、アメリカのニュース専門放送局です。
こちらもネイティブが読むニュースのため、レベルは高いです。
動画も多く、再生プレイヤーの右下で再生速度変更と字幕表示ができるのが特徴です。
また、「CNN10」というものもあります。
元々は「CNN Student News」という名称で、ネイティブの生徒用(授業補助など)のコンテンツでした。
簡単に言うと、ニュースを10分間に纏めたものです。
そのため、最初はこちらで学ぶのが良いと思います。
(https://edition.cnn.com/cnn10)
ABC NEWS
ABC NEWS はアメリカのニュースサイトです。
その日のニュースを話題毎に数分の動画に纏めた「VIDEO(TOP STORIES)」。
そして、「ABC News Live」があります。
こちらもレベルは高めです。
その他のニュースサイト
他にも面白いニュースサイトがあるのでご紹介します。
ABC
ABC は Australian Broadcasting Corporation の略で、オーストラリアの公共放送局です。
オーストラリアはイギリス英語寄りではありますが、一部アメリカ英語も混ざっているような、オーストラリア英語とも言えるオーストラリア特融の部分(発音など)も持ちます。
CBC
CBC は Canadian Broadcasting Corporation の略で、カナダの公共放送局です。
カナダはイギリス英語とアメリカ英語の両方の要素が混ざっています。
また、歴史的にフランス語の影響を受けている地域に加え、アメリカ同様、国土が広大なため、地域差もあります。
カナダ英語特融の表現もあります。
そのため、ある意味で少し特殊な英語と言えるかもしれません。
The Wall Street Journal
The Wall Street Journal(ウォール・ストリート・ジャーナル)はアメリカの経済新聞です。
主な分野は経済、金融、企業、マーケットです。
専門用語も多く、レベルは高いですが、この分野を勉強する際は外すことのできないサイトです。
HuffPost
HuffPost はアメリカのオンライン専門のニュースサイトです。
設立は2005年と比較的新しく、幅広い分野を扱っています。
Vox
Vox(ヴォックス)はアメリカのオンラインニュース解説サイトです。
2014年にサービスが開始した、新しいサイトです。
youtube にチャンネルがあります。 (https://www.youtube.com/user/voxdotcom/videos)
ニュースサイトでの勉強法と注意点
・多読用教材
・リスニング教材
・注意点はレベルの選択
これらを1つずつ見ていきます。
多読用教材
1つ目は多読用教材です。
ニュースサイトは毎日世界のニュースが更新されています。
そのため、英文に困ることはありません。
更に、簡単な表現から固い表現、比喩的な表現など、様々な英語が登場します。
その中で、「これ面白い表現だな」とか「これ使えそうだな」というものを抜き出すのもおすすめです。
ニュースは最近の表現や言葉も学ぶ事ができます。
リスニング教材
2つ目はリスニング教材です。
最近のニュースサイトは動画も多く上がっています。
英語字幕を付けられるのもあり、リスニング教材として最適です。
最初は(日本で言う)アナウンサーのリスニングから始め、少しずつインタビューなどの動画に移っていきます。
中でも、一般の方のインタビュー動画は究極の日常会話動画になっています。
また、NHK WORLD-JAPANのように日本語のニュースが英語翻訳されている場合、日本語の会話がどのように英訳されているのかを見るのも勉強になります。
BBCでは稀に、日本をテーマにした動画が上がっています。
自分のレベルに合わせる
注意点は自分のレベルに合ったニュースサイトを選ぶことです。
背伸びして難しいサイトで学んでも、効果が薄くなるだけではなく、ニュースでの英語学習が続かなくなる原因にもなります。
レベル的には、見出しや記事の意味が8割以上取れるくらいから始めるのが良いと思います。
そして、サイト全体の記事を理解しようとするのではなく、自分の興味のある記事やジャンルに絞ります。
その方が好きな分野の英語の知識が蓄積され、楽しみながら学習することになります。
そうなれば、英語学習が続くことにもなります。