milk run の意味
「milk run」には「旅慣れた道」や「気楽な旅行」という意味があります。
アメリカでは「各駅停車の電車や飛行機で行く旅」の意味でも使われています。
Cambridge Dictionary には、次のように載っています。
UK
a trip that you make often
US
a journey by plane or train that stops in many places
(引用:https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/milk-run)
そして、スラング的に「簡単で単調な仕事」という意味でも使われます。
映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の例文
Whole thing's routine, it was a milk run.
夫婦に気付かれないようにね ラクな任務だった
ウィリアム・ブラント(ジェレミー・レナー)のセリフです。
このセリフは直訳だと「全てのことはルーティーン、簡単な仕事だった」となります。
milk run の由来
「milk run」は牛乳を配達する仕事に関係しています。
牛乳配達は、毎朝決まったルートで決まった家に牛乳を配達して回ります。
また、配達業者が酪農家を回って牛乳を集荷すると説明されることもあります。
そこから、「いつもの道」以外に、「決まったルーティーンの簡単で単調な仕事」というスラング的な意味でも使われるようになります。
これは物流方式の1つであるミルクラン方式の由来でもあります。