「be all in」と「go all in」の4つの意味と使い方。その由来とは?

※当ブログの記事にはアフィリエイト広告が含まれる場合があります

 

 

be all in の意味

 

be all in」はギャンブル(主にポーカー)から来た表現です。

 

 

ポーカーでのオールインは、自分の所持しているチップを全て賭けることを意味します。

 

つまり、大勝するか、全て失うかです。

 

 

そこから、「I’m all in.」には「全て賭ける」という意味があります。

 

 

そして、そこから派生した表現がいくつかあります。

 

 

全力を尽くす all in

 

1つ目は「全力を尽くす」です。

 

2つの形

go all in on ~ → ~に全力を尽くす

 

be all in for ~ → ~に力を入れている

 

これはポーカーのオールインの意味から、自分の全てを捧げるイメージをするのが分かりやすと思います。

 

 

go all out.」でも同じ意味として使われます。

 

例文

We went all in on this plan.

 

→私たちはこの計画に全力を尽くしました。

 

 

You need to be all in.

 

→全力でやらなきゃ。

 

 

Go all in on what you love.

 

→あなたが好きなことに全力を尽くそう。

 

 

Nintendo is all in for this game.

 

→任天堂はこのゲームに力を入れている。

 

 

Let’s go all out!

 

→全力でやろう!

 

同意の all in

 

2つ目は「同意する」や「支持する」という意味です。

 

 

これは主に相手の計画や申し出に対して使われます。

 

 

日本語の「話に乗る」に近い表現として使われることもあります。

 

 

これも上記の表現と同様で、相手の話にチップを置くイメージです。

 

例文

I’m all in.

 

→(その話に)乗った。

 

 

They will go all in on gun control.

 

→彼らは銃規制を支持するだろう。

 

疲れ果てる be all in

 

be all in には「疲れ果てる」という意味もあり、日本語の辞書に載っています。

 

 

一応、英英辞典にも載っていますが、この使い方はほぼ見かけません

 

be all in


British English to be very tired

 

(引用:ロングマン現代英英辞典

 

 

 

all in adjective (TIRED)
 
informal old-fashioned
very tired, so you are unable to do anything more:

 

I'm going home now - I'm all in.

 

(引用:Cambridge Dictionary

 

 

Cambridge Dictionary によると、古い言い方(old-fashioned)のようで、実際に最近のドラマや映画でこの意味で使われていることはほぼないようです。

 

 

まとめ

 

・「I’m all in.」の意味は「全て賭ける」で、そこから派生した意味が3つある

 

 

・「go all in on」 と「go all out.」は「~に全力を尽くす」

 

・「be all in for」は「~に力を入れている」

 

 

・「be all in」と「go all in」は「同意する」や「支持する」

 

・相手の計画や申し出に対して使われ、日本語の「話に乗る」のイメージ

 

 

・「疲れ果てる」の意味もあるが、今では使われない古い表現