「be slow to」の3つの意味と使い方。「be slow in doing」との違いは?

※当ブログの記事にはアフィリエイト広告が含まれる場合があります

 

 

be slow to の意味と使い方

 

be slow to」の意味は次の3つです。

~するのが遅い

 

~するのに時間が掛かる

 

なかなか~しない

 

slow」は「遅い」や「ゆっくりとした」という意味の形容詞です。

 

そこから、「be slow to do」の形で「(主語は)~することが遅い」が直訳になります。

 

 

例文

He's slow to make decisions.

 

→彼は決断するのが遅い。

 

 

I'm very slow to trust people.

 

→人を信頼するのにとても時間が掛かります。

 

 

It's useless to look to him for leadership because he is rather timid and slow to make up his mind.

 

→彼にリーダーシップを期待しても無駄ですよ。かなりの臆病者で、煮え切らない人ですから。

 

(引用: ALL IN ONE 例文260 より抜粋)

 

「be slow to」は、以上の例文のような認識や決定などが遅いことに使われる傾向があります。

 

 

感情を表す文脈の場合

 

感情を表す文脈では、「なかなか~しない」と訳されます。

 

例文

He is slow to express himself.

 

→彼はなかなか自分を出さない(自己表現しない)。

 

 

Ed is slow to anger.

 

→エドはなかなか腹を立てない。

 

(引用: ウィズダム英和辞典第四版)

 

直訳だと「腹を立てることに時間が掛かる」になります。

 

 

be slow in doing の意味

 

be slow in doing」の形で「~することが遅い」となることもあります。

 

例文

He's slow in reading.

 

→彼女は読むのが遅い。

 

 

The president was very slow in admitting he was responsible.

 

→大統領はようやく自らに責任があることを認めた。

 

(引用: ウィズダム英和辞典 第四版)

 

「be slow to」との違いは、in doing の方が具体的な行動や行為が遅いことに使われる傾向があります。

 

副詞や名詞で表現することも多い

 

ただし、「be slow in doing」は、副詞「slowly」や「a slow +名詞」の形で表現することも多いです。

 

例文

I read slowly.

 

I'm a slow reader.

 

→私は読むのが遅いです。

 

 

He is a slow worker.

 

→彼は仕事が遅いです。

 

まとめ

 

・「be slow to」の意味は「~するのが遅い」や「~するのに時間が掛かる」

 

・決定や認識などが遅いことに使われる

 

・感情を表す場合は「なかなか~しない」と訳される

 

 

・「be slow in doing」は具体的な行動や行為が遅い場合に使われる

 

・副詞「slowly」や「a slow +名詞」で言い換えることも多い