worthwhile の意味とニュアンス
「worthwhile」は「価値のある」という意味の形容詞です。
ここには「時間やお金、労力を掛ける価値のある」のニュアンスが含まれています。
そこから、文脈によっては「やりがいのある」と訳されることがあります。
worthwhile の3つの使い方
・worthwhile+名詞
・主語 is worthwhile
・It is worthwhile to do(または doing)
worthwhile+名詞
「worthwhile+名詞」は「worthwhile work(やりがいのある仕事)」のように、一般的な形容詞として使います。
主語 is worthwhile
「主語 is worthwhile.」の意味は「主語は価値がある」です。
Reading books is worthwhile.
→本を読むことは価値がある。
これは「本を読むことに時間や労力を掛けることには価値がある」のニュアンスです。
It is worthwhile to do(or doing)
「It's worthwhile to do」または「It's worthwhile doing」の形で「~する価値がある」というフレーズで使われます。
It's worthwhile to give it a shot.
→試してみる価値はある。
※ give it a shot → 試してみる / やってみる
It was worthwhile my taking the trouble to apply for a local authority grant.
→わざわざ地方助成金の申請を行った甲斐があった。
(引用:ALL IN ONE 例文340より一部抜粋)
※take the trouble to → わざわざ~する
※「my」は意味上の主語で「"私が" ~する」の意味
worthwhile と worth の違い
似た単語に「worth(~の価値がある)」があります。
「worthwhile」との一番の違いは、「worth」の品詞は前置詞になります。
しかし、意味と使い方が「worthwhile」とほぼ同じなため、形容詞として見なされることもあります。
It's worth a try.
→やってみる価値がある。
The movie is worth watching.
→その映画は見る価値があります。
It's worth to look into.
※文法的には「It's worth to do」は正しくないとされますが、実際には使われています。
まとめ
・形容詞「worthwhile」は「(時間や労力などを掛ける)価値のある」のニュアンス
・主に使われるのは「worthwhile+名詞」「主語 is worthwhile」「It is worthwhile to do(または doing)」の形
・「worth」の品詞は前置詞だが、意味と使い方は形容詞「worthwhile」とほぼ同じ