英語で「賞味期限・消費期限・保存期間」の言い方と表記の仕方【英米の違いに注意】

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英語で「賞味期限(消費期限)」の言い方は日本語よりも多く、更にアメリカとイギリスで異なる言い方もあります。

 

他には「保存期間」もあります。

 

 

更に、英語の表記の仕方(書き方)は少し特殊です。

 

 

この記事では、それらの違いを使用例を交えながら1つずつ見ていきます。

 

 

 

英語で「賞味期限」の言い方と4つの表記

 

賞味期限」は英語で「best before date」や「best by date」と言います。

 

 

日本語で言う「おいしく召し上がれる期間」や「その日までに食べるのがおススメ」を表します。

 

 

パッケージの表記は「best before 日付」や「best by 日付」のように、具体的な日付を記してあります。

 

 

 

日付が記しているパターンには、

use by 日付

 

best if used by 日付

というものもあります。

 

 

いずれも賞味期限を表しており、日本と比べて表記のパターンが多いのが特徴です。

 

 

英米で異なる賞味期限の表記

 

イギリス英語とアメリカ英語で異なる表記の仕方があります。

 

英米の違い

 

【イギリス】

expiry date

 

 

【アメリカ】

expiration date

 

 

どちらも賞味期限や消費期限を表します。

 

expiry と expiration の意味

 

expiry」と「expiration」はどちらも期間や期限、任期などの「満了」や「終結」という意味の名詞です。

 

EXP」と略されることがあります。

 

 

 

そこから、「expiry / expiration date」=「期限が切れる日」になります。

 

そして、これが食品に付くことによって賞味期限や消費期限を表すことになります。

 

 

 

もしこれがパスポートや割引券、カードなどについていれば、「それが使える期限(有効期限)」を表すことになります。

 

 

expiry はイギリスで、expiration はアメリカで使われる名詞のため、このような違いが生まれます。

 

英語で保存期間は「shelf life」

 

保存期間は英語で「shelf life」と言います。

 

 

「shelf」の意味は「棚」です。

 

 

よって、「棚の中に置いておける寿命」をイメージすると分かりやすいかもしれません。

 

 

これは食品、または薬品などを保存しておける期間を指します。

 

賞味期限と保存期間の表示の仕方の違い

 

賞味(消費)期限と保存期間は表示の仕方が異なります

 

 

賞味期限は「何日まで」という期限ですが、保存期間は「何日」「何ヵ月」「何年」という期間を表記します。

 

 

よって、以下のような表記の違いになります。

 

使用例

The expiration date is August 10th.

 

→賞味期限は8月10日。

 

 

The shelf-life is three months.

 

→保存期間は3ヵ月。

 

 

まとめ

 

・「賞味期限」は「best before date」や「best by date」

 

・「best before 日付」や「best by 日付」の表記

 

 

・イギリスでは「expiry date」、アメリカでは「expiration date」とも言い、日本語の「消費期限」に近い

 

 

・「保存期間」は「shelf life」

 

 

・賞味期限は「何日まで」という期限を表記し、保存期間は「何日 / 何ヵ月 / 何年」という期間を表記