「use up」と「run out of」のニュアンスの違いと使い方の解説

 

「use up」と「run out of」はどちらも「使い切る」や「使い果たす」という意味です。

 

しかし、それらのニュアンスは少し異なります。

 

その意味合いの違いを見ていこうと思います。

 

 

「use up」と「run out of」の意味の違い

 

「use up」と「run out of」の違いを日本語的に表すと、

使い切る」と「使い果たす」になります。

 

そして、そこには「意識」も関わってきます。

 

その辺をもう少し詳しく見てみます。

 

「use up」の意味と使い方

 

use up」は「物などを使い切る」です。

 

そして、「意識的に使い切る」というニュアンスがあります。

 

例えば、

A「ソースなくなりそうだよ」

B「じゃあ、全部使い切って。新しいの買うから」

という、意識的に全て使うときの使い切るです。

 

他には、

・クッキーを作るとき、小麦粉を使い切った

・有休を全て使い切ってから退職した

・テストで時間いっぱい使い切った

・割引券を使い切った

等々。

 

また、テレビ番組で

「この1000円を使って鍋の材料を買ってきてください」

という企画があったとします。

 

ここでタレントが

「1000円ちょうど使い切りました」

と言うときの使い切るは「use up」になります。

 

使い方は、

use up ~」で「~を使い切る」、

前に示されている場合は「used it up

となります。

 

I used up all my money for my parents and brother.

→両親と兄弟のためにお金を使った。

 

I used it up last night.

→昨夜、使い切りました。

 

「run out of」の意味と使い方

 

一方、「run out of」は「意図せず使い果たしてしまった」というニュアンスです。

 

・全員分に行きわたる前にソースが切れた

・クッキーを作っていたけど、途中で小麦粉が切れた

・休みたいけど既に有休を使い果たしている

・気づいたらスマホの充電が切れていた

・道の途中でガソリンが切れた

・試験で全ての問題を解く前に時間がなくなった

等々。

 

ここには「不足」や「欠乏」というニュアンスが含まれます。

 

 使い方は

(人) run out of ~」で「人が~を使い果たす

もしくは

(主語) run out」で「(主語)が無くなる / 尽きる

になります。

 

I ran out of my phone battery.

→スマホの充電を使い果たした(充電が切れた)。

 

My phone battery ran out.

→スマホの充電がなくなった。