- couldn't be better / couldn't be worse の意味
- 英語で「最高だった / 最悪だった」の言い方
- I couldn't be better と It couldn't be better の違い
- まとめ
couldn't be better / couldn't be worse の意味
有名なフレーズに「Couldn't be better.」があります。
意味は「最高 / 絶好調」です。
これは「これ以上に良い状態はあり得ない = 今が最高である」というニュアンスを持ちます。
逆に「Couldn't be worse.」は「これ以上の悪い状態はあり得ない = 今が最悪である」となります。
これらのフレーズは、「How's it going?」や「How are you?」と聞かれた時の返事として使われることが多いです。
そして、このフレーズの時制を過去にずらすことにより、「最高だった / 最悪だった」と言うことができます。
英語で「最高だった / 最悪だった」の言い方
結論から言うと、
・It couldn't have been better.
→最高だった。
・It couldn't have been worse.
→最悪だった。
となります。
時制が過去に移動した形です。
これで「最高 / 最悪だった」の「だった」を表現することができます。
I couldn't be better と It couldn't be better の違い
「Couldn't be better.」は、
・I couldn't be better.
・It couldn't be better.
・Things couldn’t be better.
の略になります。
「I couldn't be better.」は「"私が" 絶好調である」という意味です。
よって、「How are you?」の答えの「Couldn't be better.」は「I」が省略されています。
もし、
・How’s work?(仕事はどうですか?)
・How are things going?(上手くいってる?)
・How's it going?(調子はどう?)
など、質問の主語が「私ではない」ときには「It couldn't be better.」や「Things couldn’t be better.」になります。
しかし、文脈が分かる場面では主語を省略できるので、同じ「Couldn't be better.」の形になることも多いです。
まとめ
・「Couldn't be better.」は「最高 / 絶好調」
・「Couldn't be worse.」は「最悪」
・時制を過去にずらすことで「It couldn't have been better.(最高だった)」や「It couldn't have been worse.(最悪だった)」になる
・「Couldn't be better.」は「I couldn't be better.」「It couldn't be better.」「Things couldn’t be better.」の略
・「私が絶好調」の場合は「I」が主語
・「物事などが絶好調」の場合は「It」や「Things」が主語
・文脈で分かることが多いので、主語が省略された「Couldn't be better.」と同じ形になりがち