英語の「お願いフレーズ」は沢山ある
日本語でも
・お願いがあるんだけど
・お願いがあるのですが
・お願いしたいのですが
・お願いしたいことがあるのですが
・頼みたいんだけど
・申し訳ないけど
など、言いたいことは同じでも、丁寧さの違いや少し言葉の違う言い方が沢山あります。
それと同じように、英語でも似たようなお願いフレーズが沢山あります。
そこで今回は、英語で「お願い」を表す名詞「favor」を使ったよく見かける表現を厳選してまとめてみようと思います。
※「favour」はイギリス英語の綴りです。
英語で「お願いがあるんだけど」
1つ目のフレーズは「I have a favor to ask」です。
「I have a favor to ask you」のように、「you(もしくは of you)」が付く場合もあります。
これは日本語の「お願いがあるんだけど」になります。
「I have a favor to ask. +文章」で「お願いがあるんだけど、~してくれますか?」などとなります。
本題に入る前の前置きの言葉で、その後に頼みたいことやお願いしたいことを言います。
I have a favor to ask. would you tell me what happened?
→お願いがあるんだけど、何があったか教えてくれますか?
A「I have a favor to ask(お願いがあるんだけど)」
B「Ok(どうぞ)」
A「Can you wash the dishes?(お皿を洗ってくれる?)」
英語で「お願いがあるのですが」
2つ目は「I'd like to ask you a favor」です。
これは先述の「I have a favor to ask」の丁寧な言い方で、「お願いがあるのですが」となります。
使い方も同様です。
I'd like to ask you a favor. Would you give me some advice?
→お願いがあるのですが、アドバイスを頂けますか?
英語で「お願いしてもいいですか?」
3つ目は
・「Could(would) you do me a favor?」
・「Could I ask you a favor?」
の2つです。
これは「お願いしてもいいですか?」と、相手に尋ねるフレーズです。
相手が「Ok」「Go ahead」「Sure」などと返事をしてくれたら、その後にお願いしたいことを続けるのは、上記のフレーズと同様です。
もしくは「Could(would) you do me a favor and ~」と、「and」で繋げて1文で表すこともできます。
また、「Can you do me a favor?」や「Can I ask you a favor?」だと少しカジュアルになり、「お願いしてもいい?」となります。
親しい友人同士なら「Do me a favor」と更にフランクに言うことできます。
Could you do me a favor and read this?
→お願いがあるのですが、これを読んでくれますか?
A「Could I ask you a favor?」
B「Sure」
A「May I have your phone number?(電話番号を教えてくれますか?)」
Do me a favor.
→頼みがあるんだけど。
まとめ
「I have a favor to ask」
→お願いがあるんだけど
「I'd like to ask you a favor」
→お願いがあるのですが
「Can you do me a favor?」
「Can I ask you a favor?」
→お願いしてもいい?
「Could(would) you do me a favor?」
「Could(would) you do me a favor and ~」
「Could I ask you a favor?」
→お願いしてもいいですか?
今回は、英語でお願いを表す「favor」に焦点を当ててみました。
急に話を切り出すのではなく、本題前にお願いフレーズを挟むことにより、頼みごとのクッションになります。
そして、似たようなフレーズが沢山ある時は、自分が使うフレーズを厳選し、丸暗記して口からパッと出るようにしておくのがコツです。
その他の類似のフレーズは無理して全部覚えようとせず、相手が言った時に理解さえできれば十分だと思います。