- double up の意味
- double up(倍にする)の使い方
- double up(二つ折りにする)の使い方
- double up(同室になる / 相部屋になる)の使い方
- ドラゴンクエスト6の double up
- まとめ
double up の意味
「double up」には主に3つの意味があります。
・倍にする / 倍になる
・二つ折りにする(なる)
・同室になる / 相部屋になる
次はそれぞれの使い方を例文と合わせて見ていきます。
double up(倍にする)の使い方
この意味は「ダブルアップ」としてカタカナで使われることも多いです。
中でも、ポーカーでチップを2倍にするダブルアップは有名です。
自動詞「double」の意味は「倍増する」で、単純な「数値的な倍」を意味します。
それに「up」が付くことで、増強や強化のニュアンスが含まれます。
「重ねる」のニュアンス
また、「重ねる」のニュアンスも生まれます
例えば、「I'm going to double up the blankets tonight.」の意味は、直訳だと「今夜は毛布を倍にします」です。
しかし、ここには「毛布を2枚重ねます」の意味があります。
そしてこの文から、おそらく今夜は寒いであろうことが予想されます。
We need to double up the ingredients.
→材料を倍にする必要があります。
I'll double up these lines.
→この線を二重にします。
※線を重ねるイメージ
They're trying to double up the entire land.
→彼らは全体の土地(の面積)を倍にしようとしている。
I like to double up the chocolate fun by using cocoa powder.
→私はココアパウダーを使うことによってチョコレートの楽しみを倍にします。
※チョコにココアパウダーを振りかける
double up と double up on の違い
「double up」は自動詞・他動詞的に使われます。
一方、「double up on ~」は、量やアイテム、努力など目に見えないものを具体的に示すことができます。
I'm going to double up on my workouts today.
→今日はトレーニングを倍にします。
You may have to double up on your efforts.
→あなたは倍の努力をしなければいけないかもしれません。
Double up on the spices and add black pepper and lemon after it's cooked.
→スパイスを倍にして、料理の後に黒コショウとレモンを加えて下さい。
これは「トレーニング量や努力の量を倍」や「スパイスというアイテムの量を倍」を表しています。
double up(二つ折りにする)の使い方
This carpet is too thick to double up neatly.
→このじゅうたんは厚くてきちんとたためない。
そして、そのようなイメージから「(苦痛や笑いで)体を折り曲げる」という意味で自動詞的に使われます。
up の代わりに「over」が入ることもあります。
Mike doubled over in pain.
→マイクは苦痛で体を折り曲げた。
(引用:ウィズダム英和辞典 第4版)
double up(同室になる / 相部屋になる)の使い方
ロングマン現代英英辞典には次のような例文が載っています。
You’ll have to double up with Susie while your aunt is here.
→叔母がここにいる間、あなたはスージーと相部屋になる必要がある。
「誰々と」は「double up with」の形になります。
そして、主に寝室を共有することを表します。
ドラゴンクエスト6の double up
Carver learns a new ability: Double UP!
「Double UP」は日本語版の「捨て身」です。
ちなみに、「Carver」はハッサンの英語名になります。
Double UP の説明はこうなっています。
Ditches defence to increase attack an impressive amount.
「防御を捨てて攻撃力を大幅に上げる」
つまり、攻撃力を倍加させる代わりに防御が弱くなるという特技です。
ditch → ~を捨てる
impressive → 印象的な / 驚くほどの
amount → 量
まとめ
・1つは「倍にする / 倍になる」の意味
・「重ねる」のニュアンスも含む
・「double up on ~」は、後ろにより具体的な量やアイテムが入る
・2つ目は「二つ折りにする(なる)」の意味
・「体を折り曲げる」の意味でも使われる
・ 「double over」の形にもなる
・3つ目は「double up with ~」の形で「~と同室になる / 相部屋になる」