英語で「どっちでもいい」
「どっちがいい?」と聞かれた時の「どっちでもいいよ」は日本語でもよく使います。
それを英語では「Either is fine.」と言います。
A「Which movies do you want to watch?」
B「Either is fine.」
↓
A「どっちの映画を見たい?」
B「どっちでもいいよ」
「either」は「どちらか」という意味の代名詞です。
しかし、主語として使われると、「どちらでも」という意味になります。
そこから、「どちらでもいいですよ = Either is fine.」となります。
これはネガティブな要素はなく、「どちらも fine(素晴らしい)」のニュアンスを持ちます。
言い換え表現
その他には、
・I'm fine with either.
・Either way is fine.
・Either one is fine.
・Either will do.
などがありますが、意味的にはいずれも同じです。
英語で「何でもいい」
「Either is fine.」は、2つの選択肢があった場合の「どちらでもいい」です。
3つ以上の選択肢の場合は「何でもいい / どれでもいい」になるのは日本語・英語ともに同じです。
それを英語では「Anything is fine.」または「Anything is OK.」の形になります。
「私は」と明確にしたい場合は「Anything is fine with me.」と「with me」を付けます。
英語で「どっちも嫌」
逆に「どっちも嫌です」は「Neither.」で、単独で使われることが多いです。
A「Which movies do you want to watch?」
B「Neither.」
↓
A「どっちの映画を見たい?」
B「どっちもいや」
また、「どちらも必要ない」のニュアンスでも使うことができます。
A「Would you like paper or plastic?」
B「Neither.」
↓
A「紙袋とビニール袋どちらがいいですか?」
B「どちらもいりません」
英語で「どっちも好きじゃない」
応用表現として「どちらも好きじゃない」と言いたい場合は「not like + either」の形になります。
I don't like either of them.
→どちらも好きじゃない。
I don't like either of the teams.
→どちらのチームも好きではありません。
I don't like either song.
→どっちの曲も好きではありません。
either と neither の発音
either と neither には2つの発音があります。
【iː.ðɚ】
【aɪ.ðɚ】
カタカナにすると「イーザー」と「アイザー」です。
【niː.ðɚ】
【naɪ.ðɚ】
カタカナにすると「ニーザー」と「ナイザー」です。
自分で話す時は1つに決めた方が話しやすいですが、リスニングの場合はどちらの発音も頭に入れておく必要があります。
まとめ
・2つの選択肢がある時の「どっちでもいい」は「Either is fine.」
・選択肢が3つ以上ある場合の「どれでもいい」は「Anything is fine.」や「Anything is OK.」
・「どっちも嫌」や「どちらも必要ない」は「Neither.」単体で使われることが多い
・「どちらも好きじゃない」は「not like + either」の形