feel sorry for の意味と使い方
「feel sorry for ~」の意味は「~がかわいそう」です。
I felt sorry for him.
→彼がかわいそうだった / 彼がかわいそうだと思った。
「気の毒(に思う)」と訳されることもあります。
I feel sorry for you. とは言わない
注意点は、目の前の相手には「I feel sorry for you.」とは言わないことです。
何故なら、「あなたはかわいそうな人」と皮肉的なニュアンスになるからです。
相手に言いたい場合は「I'm sorry to hear that.」を使います。
直訳だと「それを聞いて残念です」になりますが、要は「残念でしたね」と相手への慰めのフレーズとして使われます。
A「I didn't pass the test.」
B「I'm sorry to hear that.」
↓
A「テストに合格できなかった」
B「残念だったね」
亡くなった場合にも使える
「I'm sorry to hear that.」は誰かが亡くなったという知らせを聞いた時に「それは残念です / お悔やみ申し上げます」という意味でも使うことができます。
他に「I'm sorry for your loss.」や「I'm sorry to here about 誰々」もよく使われます。
feel bad の意味と使い方
「feel bad」の意味は、日本語の「申し訳ない」に相当します。
例えば、相手に「駅まで乗せていくよ」と言われた時に「I feel bad.」と言えば、「いやー、申し訳ないです」になります。
より丁寧に言いたい場合は、「I feel bad about that.」と言います。
そして、これを応用することも可能です。
feel bad about の意味
「feel bad about ~」は「~を申し訳ないと思っている」や「~を反省している」という意味になります。
後ろには名詞や動名詞が入ります。
I feel bad about being late.
→遅れたことを申し訳なく思っている = 遅れて申し訳ないです。
He doesn’t even feel bad about it.
→彼は申し訳ないとさえ思っていない。
「~でなくて」と言いたい場合は about 後ろに not が入ります。
I feel bad about not being able to attend events.
→イベントに参加できなくて申し訳ありません。
be sorry about の意味と使い方
「be sorry about ~」の意味は「~を反省している」です。
I'm sorry about yesterday.
→昨日のことは反省しています / 昨日はごめんなさい。
Are you sorry?
→反省しているの?
「I'm sorry about +人」に注意
注意したいのは「I'm sorry about +人」の形です。
例えば、「I'm sorry about your father.」と言った場合。
意味は「あなたのお父さんのことは気の毒でした」になり、日本語の「お悔やみ申し上げます」になります。
海外ドラマなどでは、「誰々が亡くなったんです」と言う人に対して「I'm so sorry.」と言うだけでも「ご愁傷さまです」の意味で使われているのをよく見かけます。
また、「I'm sorry.」は何か失敗した人に対する「残念だったね」の意味にもなります。
これは先述の「I'm sorry to hear that.」を短縮した形で、それよりも少し柔らかい表現です。
もちろん、「I'm sorry. = ごめんなさい」の意味もあります。
そのため、「I'm sorry.」の意味は意外と多いです。
使い方まとめ
・I feel sorry for ~ → ~がかわいそう / ~が気の毒に思う
・相手には直接言わない
・相手に言う場合は「I'm sorry to hear that.」
・I feel bad. → 申し訳ないです
・feel bad about ~ → ~を申し訳ないと思っている / ~を反省している
・about の後ろには名詞や動名詞が入る
・I'm sorry about ~ → ~のことは反省しています
・「I'm sorry about +人」はお悔やみの言葉になる
・「I'm sorry.」は「残念だったね」や「ごめんなさい」など意味が複数ある