英語で「面白くなってきた」の4つの表現方法とニュアンスの違い

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英語で「面白くなってきた」の表現方法

 

英語で「面白くなってきた」は、4つの表現方法があります。

 

It's getting interesting.

 

It's becoming interesting.

 

It started getting interesting.

 

The plot thickens.

 

それぞれニュアンスが微妙に異なるので、1つずつ見ていきます。

 

 

It's getting interesting. の意味とニュアンス

 

「get」は「~になる」という動きを表します。

 

 

そこから、「get interesting = 面白くなる」。

 

 

そして、進行形にすることにより「It's getting interesting.(面白くなってきている)」となります。

 

 

ここには「これまでと比べて面白くなってきた」のニュアンスを持ちます。

 

 

 

また、「This story gets more interesting.(この話はもっと面白くなります)」という形もよく出てきます。

 

It's getting interesting. と It's becoming interesting. の違い

 

似たフレーズに「It's becoming interesting.」があります。

 

 

「become」も「~になる」という意味ですが、It's becoming interesting. は「(面白い要素が増えてきたので)これから面白くなるだろう」のニュアンスが含まれています。

 

 

若干異なりますが大枠の意味はほぼ同じです。

 

It started getting interesting. の意味とニュアンス

 

It started getting interesting.」は「面白くなり始めた」です。

 

 

「getting interesting」が「少しずつ面白くなってきた」だとしたら、「started getting interesting」は「(特定のところから)面白くなり "始めた"」という起点のニュアンスが含まれます。

 

 

例文

When does the drama start getting interesting?

 

→そのドラマはいつ面白くなるの?

 

これは「そのドラマはどこから(どこを起点に)面白くなるの?」という意味になります。

 

The plot thickens. の意味と使い方

 

The plot thickens.」を直訳すると「プロットが複雑になる」です。

 

 

例文

And so the plot thickens.

 

話が複雑化するわね(日本語字幕)

 

(引用:映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』)

 

 

plot」は「プロット」としてカタカナでも使われており、「(話の)筋書き」や「構想」という意味があります。

 

 

thicken」の意味は「(~を)濃くする / 厚くする」や「(話や状況が)複雑になる」です。

 

 

そこから、「話が濃くなる」と考えると分かりやすいと思います。

 

 

主に、物語などがより複雑になったり、思ってもみない方へ進んだりと、展開が動いて面白くなってきた時などに使われます。

 

 

また、物語が佳境に差し掛かったり、クライマックスの場面でも使われます。

 

 

まとめ

 

・It's getting interesting.

 

→これまでと比べて面白くなってきた

 

 

・It's becoming interesting.

 

→これから面白くなるだろうのニュアンス

 

 

・It started getting interesting.

 

→「面白くなり "始めた"」という起点のニュアンスが含まれる

 

 

・The plot thickens.

 

→物語などが複雑になり興味深くなっていくというイディオム