この記事では「Grammar in Use」の勉強法と使い方をご紹介します。
今回取り上げるのは、
「学習手帳付 日本限定版 English Grammar in Use 5th edition」
ですが、他のバージョンでも同様です。
・自然な例文が豊富
・挿絵のおかげで文法のニュアンスが視覚的に分かりやすい
・問題が豊富
・段階的に学べる
・辞書的な使い方ができる
・英語しか書かれていないので文法や単語の新たな使い方を発見できる
以上のことを踏まえて、具体的な勉強法を見ていきます。
「Grammar in Use」とその他の「in use シリーズ」の解説はこちらをご参照ください。
・English Grammar in Use の解説とレベルの比較(初心者~上級者まで)
English Grammar in Use の勉強法と使い方
・左ページの用法を読み、文法の使い方を理解
↓
・例文を音読
・用法とその例文が実際に使われている状況を意識しながら口から出す
↓
・右ページの問題を解く
↓
・答えを見て、きちんと文法を理解できているかを確認
・問題と答えも同じように音読をする
↓
・1Unit終了
以上が使い方の1例です。
音声付きを購入している方は、音声も合わせて聞いていきます。
本書の最大の特徴が例文の多さです。
それを活かすために、音読をして多くの例文を頭に刷り込んでいきます。
ただ音読するのではなく、文法を意識し、状況を想像しながら音読するのが大切です。
音声バージョンを持っていれば、なお効果的です。
そして大事なのは「1回で覚えようとしないこと」です。
何周もして頭に刷り込んでいきます。
最初は全145項目を通読
本書は全145項目(+付録と追加問題)あります。
数は多いですが、日本語の英文法書と流れは同じです。
時制から始まり、段階を踏んで説明されているため、Unit1から1つずつ学んで行くのが効率的です。
また、本書を通読していると、
・こんな使い方もできるのか
・こういう言い方で良いのか
など、新たな発見も多いと思います。
そのつど付箋を貼ったりメモをしたり、スクショしてもいいです。
あとから見返した時に分かりやすくしておきます。
辞書的な使い方
この in Useシリーズは、学習用の英文法書としての使い方だけではなく、辞書的な使い方もできます。
・あれ、これってどういう使い方だっけ?
・この接続詞って後に何が続くんだっけ?
・こういう使い方できるかしら
など、気になった点を調べるのに使うことができます。
その際、豊富な例文が活きてきます。
そのため、復習用や英文法の辞書として使うこともおすすめです。
まとめ
・文法の使い方を意識し、状況をイメージしながら音読
・問題で文法の使い方と知識の確認
・何周も繰り返して定着させていく
・辞書としても使う
これが Grammar in Use の主な使い方です。
例文を音読していると、だんだんと感覚的に理解していくことができます。
沢山の例文に触れることで、文法の使い方を肌に叩き込んでいきます。
その過程で、スピーキングで使えそうな文章を抜き出す作業をするのもおすすめです。