It's all about の意味と使い方
「It's all about ~」には「~が全てです」や「~に限る」という意味があり、日本語的には「~に尽きる」とも言います。
ここには「重要である」のニュアンスが含まれることがあります。
It's all about practice.
直訳だと「練習が全てです」や「練習するに限る」になりますが、これは日本語の「練習あるのみ」に相当します。
これも、言い換えると「練習が重要である」になります。
It's all about you.
→あなたが全てだ。
It's all about love.
→愛が全てだ / 愛に限る。
後ろに動名詞を置く
後ろに動名詞(動詞のing)を置いて「~すること」と言うこともできます。
It's all about improving my skill.
→私のスキルを上達させることに尽きる。
be about doing の意味
他に使われるのは「主語 be about doing」の形です。
意味は「(主語は)~ということだ」になります。
I think life is about moving on.
→人生とは前に進むことだと思うから。
(引用:速読速聴・英単語 Basic 2400 ver.4 p280)
直訳だと「人生は先に進むということだと私は思う」になります。
これは「It's all about」の「全て(all)」のニュアンスを取り、主語を変えたものです。
逆に言うと、「be about(~ということ)」に「all」を入れることで「be all about(~ということが全て)」になるとも考えられます。
It's all about の例文
It's all about joining online courses.
→オンラインコースに参加するに限ります。
That's what it's all about.
→それが全てです。
It's all about just trying to find your identity.
→あなたのアイデンティティを見つけようとすることに尽きます。
It's all about hands-on experiences.
→直接得た経験が全てです。
It's all about how you choose to spend your time.
→時間をどう使うかの選択に尽きます。
It’s all about how you use the technology.
→テクノロジーをどう使うかが全てです。
まとめ
・「It's all about +名詞」の意味は「~が全てです」や「~に限る」
・日本語的には「~に尽きる」に近い表現
・「It's all about +動名詞(doing)」の形で「~することが全て」と続けることもできる
・「主語 be about doing」の意味は「(主語は)~ということだ」
似た表現には「There's nothing like」があります。
・例文で見る「There's nothing like」の意味と使い方。そのニュアンスとは?