「keen」は「鋭い / 熱心な / (関心などが)強い」という意味の形容詞です。
その形容詞を使った「keen on」や「keen to」の形で「好き」や「したい」を表すことができます。
この記事では、それぞれの意味と使い方を例文を交えながら見ていきます。
be keen on の意味と例文
「be keen on ~」には、
・~が大好き
・~に夢中だ
・~に熱中している
・~を熱望している
という意味があります。
on の後ろには名詞や動名詞(動詞のing)が続きます。
He is keen on baseball.
→彼は野球に熱中している。
I'm keen on her.
→私は彼女に夢中だ。
She is keen on going abroad.
→彼は外国に行くことを熱望している。
My father is keen on collecting old coins.
→父は古い硬貨を集めるのが大好きだ。
be not keen on の意味
逆に、否定形にした「be not keen on」の形で「好きではない」や「興味がない」と言うこともできます。
また、「very / so / too」を伴って「あまり~ない」と言うこともできます。
I'm not very keen on soccer.
→サッカーはあまり興味がない。
She's not too keen on reading.
→彼女はあまり読書が好きではない。
I'm not too crazy about watching sports.
→私はスポーツ観戦にはあまり興味がない。
be keen to の意味と例文
「be keen to do」の意味は「~したい」や「~したがる」です。
「want to」との違いは、 want to よりも強い欲望を表します。
I'm keen to learn English.
→英語を学びたい。
He is keen to explore a cave.
→彼は洞窟を探検したがっている。
She's keen to lose weight.
→彼女は痩せたがっている。
I'm keen to start work as soon as possible.
→できるだけ早く仕事を始めたい。
He's keen to see you.
→彼はあなたに会いたがっている。
My dog is not very keen to walk.
→私の飼い犬は散歩にあまり行きたがらない。
ドラゴンクエストモンスターズ3の例文
…Hm? You're keen to know who these monsters are? Well…I'll tell you all about it later.
「ふむ、このモンスターたちが誰か知りたがっているな? まあ、それは後で全部話そう」
be keen on の言い換え表現
意味的と使い方は「be crazy about」とほぼ同じなので、言い換えることができます。
I'm crazy about you.
→私はあなたに夢中だ。
I'm crazy about this song.
→この歌大好き。
まとめ
・「be keen on +名詞」の形で「~が大好き」
・「be keen on +動名詞(動詞のing)」の形で「~するのが大好き」
・「be crazy about」と言い換えられる
・「be keen to do」は「~したい」
・「want to」よりも強い欲望を表す
似たような意味の単語には「avid」や「crave」があります。