Let's see. の意味と使い方
「Let's see.」は、日本で言う「ええと」や「うーん」で、会話の間を繋ぐ言葉として使われます。
例えば、相手の質問に答える時の「えーと、そうですね、○○だと思います」の「えーと、そうですね」のイメージです。
「Let me see.」とは同じ意味なので、言い換えが可能です。
"By the way, do you have the time?"
"Let's see… it's a quarter to eight."
↓
「ところで、今何時?」
「え~っと、8時15分前だよ」
(DUO3.0 例文559 より)
そして、これに疑問詞の名詞節が付くと「様子を見る」という意味で使われます。
Let's see what happens. の意味
代表的なのが「Let's see what happens.」です。
意味は「様子を見ましょう」で、1つのお決まりフレーズになります。
直訳すると「何が起こるか(どうなるか)見てみましょう」ですが、これでも意味は理解できます。
「Let’s see what she says.」
なら
「彼女が何を言うか様子を見よう」
となります。
We’ll see. の意味と使い方
「We’ll see.」は、これだけで「様子を見よう」や「そのうち分かるよ」という意味になります。
ただし、これは主に答えを濁す時に使われます。
例えば、自分の子供に「あれ買って」と言われたり、恋人に「どこどこに行こうよ」と言われた時。
「We’ll see.」と答えると、「No」とは言っていないけど「Yes」とも言ってはいない、という曖昧な返答を表します。
また、「今はダメだから様子を見る」のように、「実質No.」の返答になることもあります。
We’ll see. の応用
応用の仕方は「Let's see」と同じで、
We’ll see what happens.
→(何が起こるか / どうなるか)様子を見よう。
We’ll see what she says.
→彼が何を言うか様子を見よう。
We'll see whether I have time or not.
→時間があるかどうか様子を見よう。
などと続けることができます。
Let me see it. の意味
間違いやすいのは「Let me see it.」です。
意味は「ちょっと見せて」です。
この「Let」は使役動詞で、「let 人 動詞 」の形で「人に~させる」になります。
そこから、「Let me see it.」は「私にそれを見せて」となります。
意味的には「Let me take a look at ~?」や「Can I take a look?」などと同じです。
まとめ
・「Let's see.」は「ええと」で、考えている時間や会話の合間を埋める言葉
・「Let's see +疑問詞」は「~か様子を見る」
・「We'll see.」も「様子を見る」だけど曖昧な返答
・時には「今はダメ」のような「No」の意味でも使われる
・We’ll see +疑問詞の使い方は「Let's see」と同じ
・「Let me see it.」は「ちょっと見せて」という意味なので注意