ターミネーター2で学ぶ「No problemo」の意味。これは英語? スペイン語?

 

 

「no problemo」の意味

 

 「no problemo(ノー  プロブレモ)」とは「no problem」のことです。

 

問題ない」や「大丈夫」という意味ですが、「problemo」は英語ではありません。

 

実は「エセスペイン語」です。

 

「no problemo」とは、北米人が「no problem」をスペイン語風に言ったスラングです。

 

正しいスペイン語は「problema(プロブレマ)」です。

 

「no problem」をそのままスペイン語に訳すと「ningún problema(ニングン プロブレマ)」になります。

 

そして、この「no problemo」が登場する一番有名な映画は「ターミネーター2」だと思います。

 

映画「ターミネーター2」の「no problemo」

 

映画「ターミネーター2」でジョン・コナー、サラ・コナー、そしてシュワちゃんことターミネーターことT-800が車に乗って移動するシーンがあります。

 

そこでジョンはT-800にスラングを教えます。

 

日本語吹き替え版だとこうなっています。

サラ「100キロ以上は出さないで。捕まると面倒でしょ」

 

T-800「理解した」

 

ジョン「待ってよ、それじゃだめ。みんなが喋るのを聞いてて覚えなきゃ。理解した、なんて言い方は普通の人はしないよ。言うんなら、ノープロブレムだ。粋がってる奴をおちょくってやりたきゃ、ダサいぜ。そいつにケンカを売ってやろうと思ったら、さっさと失せろベイビーだ」

 

T-800「さっさと失せろ、ベイビー」

 

ジョン「さもなきゃ、やるかクソ野郎。向こうがブルったら、ガタガタ言うんじゃねえ。組み合わせて使ってもいいんだよ」

 

T-800「ガタガタ言うな、クソ野郎」

 

ジョン「そうだよ、やればできるじゃない」

 

T-800「ノープロブレム」

 

という、非常に有名なシーンです。

 

この会話の中の「ノープロブレム」は「no problem」ではなく、「no problemo」が実際のセリフになっています。

 

次は英語版のセリフを見てみます。

Sarah Connor

「Keep it under 65. We don't wanna be pulled over」

 

 

T-800

「Affirmative」

 

 

John Connor

「No, no, no, no.

You gotta listen to the way people talk.

You don't say "affirmative" or some shit like that.

You say "no problemo".

And if someone comes on to you with an attitude, you say "eat me".

And if you want to shine them on, it's "hasta la vista, baby"」

 


T-800

「Hasta la vista, baby」

 

 

John Connor

「Yeah but later, dickwad.

And if someone gets upset you say, "chill out"!

Or you can do combinations」

 


T-800

「Chill out, dickwad」

 

 

John Connor

「Great! See, you're getting it!」

 


T-800

「No problemo」

 

いずれも「no problemo」となっています。

 

 

そしてもう一つ、こちらも有名なセリフです。

 

Hasta la vista, baby(アスタ・ラ・ビスタ、ベイビー)」。

 

「Hasta la vista」の意味

 

Hasta la vista」は本当のスペイン語で、「また会う日まで」という意味です。

 

が、相手と再会するか分からないような別れの時に使われるフレーズのようです。

 

そう考えると、シュワちゃんがT-1000を撃つ時の「さっさと失せろ、ベイビー(Hasta la vista, baby)」というセリフがしっくりきます。