out of my league の2つの意味|ドラマ『メンタリスト』で学ぶ

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out of my league の意味

 

league」はメジャーリーグなどのリーグで、カタカナでも使われています。

 

口語では「レベル」や「範囲」、「身分」という意味も持ちます。

 

 

out of my league」は野球のマイナーとメジャーのように、「自分が所属するマイナーリーグと格上のメジャーリーグは違う = 自分の範疇を越えている」というイメージが分かりやすいと思います。

 

 

 

そして、そこから2つの意味が生まれます。

高嶺の花

 

分不相応な物

 

これらを1つずつ見ていきます。

 

英語で「高嶺の花」

 

1つ目は「高嶺の花」です。

 

 

 

例えば、「She's out of my league.」という文。

 

意味は「彼女は高嶺の花だ」になり、「手の届かない存在である」という意味です。

 

 

これは決まった言い方の1つです。

 

分不相応な物

 

2つ目は「分不相応な物」です。

 

 

つまり、「自分とは釣り合わない物」や「自分の身の丈に合っていない物」、「自分では買えないぐらい高価な物」などを指します。

 

いずれも、その物が自分とは釣り合っていない、自分よりも上の存在というニュアンスを持ちます。

 

 

 

例えば、「The sports car is totally out of my league.」という文。

 

これは「そのスポーツカーは完全に私とは不釣り合いです」になり、スポーツカーは身の丈に合っておらず、買うお金すらどうするの? という状態を表しています。

 

ドラマ『メンタリスト』の out of one's league

 

海外ドラマ「メンタリスト」にこのようなセリフが出てきます。

 

ドラマ「メンタリスト」シーズン2 / 21話 より

ドラマ「メンタリスト」シーズン2 / 21話 より

 

This is a little out of our league.

 

我々の手に負えなくて

 

 

地元の警察官がCBI(カリフォルニア州捜査局)に言ったセリフで、主語の This は地元で起きた事件のことを指しています。

 

 

league は先述した「レベル」や「範囲」の意味。

 

 

そして、out of one's league  には「スキル不足」や「経験不足」のニュアンスが含まれることもあります。

 

 

そこから、「この事件は経験的にも我々が扱える範囲を越えている = 手に負えない」となっています。

 

 

地元警察官がマイナーリーグだとしたら、CBI(カリフォルニア州捜査局)はメジャーリーグのイメージです。