瞬間英作文の効果的なやり方と、教材の使い方

 

・瞬間英作文の効果は?

・本当に効果があるの?

・効果的なやり方は?

・瞬間英作文トレーニングの教材は日常で使わない例文が多いけど?

・フレーズ集と何が違うの?

 

今回は、このような瞬間英作文に関する疑問について書いていこうと思います。

 

 

瞬間英作文は英語の回路を作るもの

 

瞬間英作文のトレーニングで有名なのが、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」という本です。

 

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

  ※今回はこの本を基礎に置いて話を進めていきます。

 

これは簡単な日本語から瞬時に英語に訳すというトレーニングです。

 

この本のレビューや評判でよくあるのが、

 

例文が実用的ではない

どこで使うのか分からない例文

日本語が不自然

日本語から英語ではなく、英語から英語で学ぶべき

 

という声です。

 

確かに例文が実用的かと言われると、そうではありません。

 

このような言い方は主流ではないという文章もあります。

 

ただし、これは「This is a pen」に通じるものがあります。

 

もしくは

「これは犬ですか」

「いいえ、猫です」

という例文でも同じです。

 

こんなのどこで使うの?

と思ったことがある方も多いと思います。

 

ですが、「This is a pen」は実用的な文章だから学んでいるわけではありません。

 

あくまで学習初期の文法の例題(主語・動詞・冠詞・名詞の説明)として学んでいます。

 

そのため、This is a pen が実用的な文章かどうかはあまり関係がありません。

 

それと同じように、瞬間英作文の例文は実用的かどうかも、あまり関係ありません。

 

何故なら、瞬間英作文は瞬間的に英作文ができるようになるためのトレーニングだからです。

 

言い換えると、「頭に英語の回路を作る基礎的なトレーニング」です。

 

瞬間英作文でのトレーニングと、実用的な例文(英文)の学習は、ジャンルが異なると言っていいと思います。

 

次はその違いを説明します。

 

英会話のトレーニング方法は2種類ある

 

英会話初心者の練習方法は2種類あります。

 

1つは今回題材にしている瞬間英作文です。

 

これは先述した通り、回路を作るトレーニングです。

 

そして後述しますが、文法に当てはめて文章を作るトレーニングでもあります。

 

もう1つは、フレーズ暗記型です。

 

これは「こういう時はこう言う」など、日本語に対応した英語のフレーズ集タイプです。

 

このタイプのメリットは、暗記をすれば、状況に合わせてそのまま使えることです。

 

デメリットは、応用が効きにくいことです。

 

このように、瞬間英作文とフレーズ型は異なります。

 

文章を作るトレーニングをしたい方は瞬間英作文
実用的な英文を求めている方はフレーズ型になります。

 

ちなみに以前紹介した「英会話なるほどフレーズ100」シリーズはフレーズ型の書籍になります。

www.1karaeigo.com

 

瞬間英作文がおすすめな方

 

瞬間英作文が効果的なのは

 

英語の語順が曖昧な方

中学レベルの簡単な英文をパッと作れない方

スピーキングの練習をしたことがない方

 

です。

 

そのため、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」系統の本は、どちらかというと初心者向けになります。

 

瞬間英作文トレーニングにより、英語の回路を作っていきます。

 

瞬間英作文の注意点

 

ただし、瞬間英作文をやる上で、注意点があります。

 

それは「英文を丸暗記してはいけない」ことです。

 

あくまで「英語の回路を頭に作る」ことや「英作文のコツを学ぶ」ことなので、フレーズ型のような文章の暗記ではありません。

 

そこが1つの注意点であり、瞬間英作文を活かすコツでもあります。

 

では、丸暗記せずにどうやって英文を作ればいいのでしょうか。

 

そこで大事なのが文法です。

 

文法を理解していれば、日本語のヒントを手掛かりに、英文を組み立てることが可能です。

 

そのため、中学英語レベルの文法が頭に入っているほど、瞬間英作文のトレーニングは効果的になります。

 

「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」が文法ごとにページが分けられているのは、そのためでもあります。

 

そして、もう1つ大事なことは、瞬間英作文をやったからといって英会話ができるようになるわけではない、ということです。

 

瞬間英作文はスピーキングにおける基礎トレーニングの1つになります。

 

 

確かに、本には不自然(ぎこちない)と思える日本語や、主流の言い方ではない英文もあります。

 

ですが、自然な言い方は、英語の勉強を続けている間に覚えていくことができます。

 

そのため、最初から完璧を求めず、少しずつ自然さを吸収していけばいいと思います。

 

完璧さよりも、まずは自分の口から英語を出せるようにすることが何よりも大切です。

 

 

これは少し余談ですが、英語に限らず、言語というものは「何か1つトレーニングをしたから話せる」というものではありません。

文法を学び、フレーズを学び、言い回しを学び、ことわざを知り……

発音を学び、スピーキングの練習をし、リスニングの練習をし……

様々な要素が組み合わさりながら、会話ができるようになり、レベルも上がっていきます。

 

瞬間英作文トレーニングのやり方

 

瞬間英作文は、日本語を見て英語をパッと口から出す練習

そして、日本語を見て文法通りに単語を当てはめて英文を作る練習です。

 

最初は日本語を読んで、ひたすら英文を作ります。

この際、音読することが大事です。

 

1回で完璧にしようとせず、本を何週もするイメージです。

 

そして、CDも使いつつ、引っかからずに言えるようになるまで続けます。

 

その間にも先述したように、丸暗記ではなく文法を意識した英作文をします。

 

 

このようにトレーニングしていくと、瞬間英作文のやり方を理解していくことができます。

 

そうすると、英文法書から英文を抜き出したり、だんだんと瞬間英作文用の例文を自分で作れるようになります。

レベルが上がれば、洋画や海外ドラマなどから抜き出すこともできます。

 

そして、文章を少し変えて、応用を効かせていくこともできます。

 

それは、独学で行うスピーキングのトレーニングにも繋がります。

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まとめ

 

・瞬間英作文は英語の回路を作るトレーニング

・どちらかというとスピーキング初心者向け

・中学レベルの基本的な文法知識は必要

・文法を意識するのがとても大事

・英語を口から出すことが大切

・自然な言い方は、あとからでも選べる

・瞬間英作文とフレーズ学習はジャンルが異なる