- shoulda / coulda / woulda の意味と使い方
- shoulda / coulda / woulda の発音
- 仮定法過去完了として使う
- 「Shoulda,woulda,coulda」の意味
- まとめ
shoulda / coulda / woulda の意味と使い方
「shoulda」「coulda」「woulda」は「should've」「could've」「would've」が更に短縮された形です。
should have → should've → shoulda
could have → could've →coulda
would have → would've → woulda
この「woulda」「shoulda」「coulda」は砕けた話し言葉を文字にしたものです。
短縮の仕方としては、「~するつもり」という意味の「going to → gonna(ガナ)」や「want to → wanna(ワナ)」と同じものです。
元の単語に対して、かなり発音も短縮されています。
自分で使う場合は「would've」「should've」「could've」で十分ですが、リスニングの際には、短縮形の知識が必要になってきます。
また、砕けた話し言葉ではありますが、SNSなどでは普通に使われています。
shoulda / coulda / woulda の発音
それぞれの読み方をカタカナで書くとこうなります。
should've → シュドゥヴ
shoulda → シュダ
could've → クドゥヴ
coulda → クダ
would've → ウドゥヴ
woulda → ウダ
仮定法過去完了として使う
この「would / should / could+have」は仮定法過去完了という文法で使われます。
後には過去分詞が続き、意味は以下のようになります。
would have +過去分詞 → ~しただろう / ~したのに
should have +過去分詞 → ~すべきだった
could have +過去分詞 → ~できたのに
これは過去の仮定の話をするときに使います。
つまり、現在から見て過去の「もしも」の話です。
過去のもしも話なので、肯定文でありながら、実際には行われていないのがポイントです。
(否定文や not の付く節の場合、今度は逆に、実際に起こったことを表します)
仮定法過去完了の例文
I would've gone If it hadn't rained.
→もし雨じゃなかったら行ったのに。
(実際は雨だったから行かなかった)
I would've passed the exams If I had studied harder.
→もしもっと勉強していたら、試験に合格していただろう。
(実際は勉強していなかったから合格しなかった)
If I had known her address, I would've sent her a birthday card.
→もし彼女の住所を知っていたら、彼女にバースデイカードを送ったのに。
(実際は住所を知らなかったから送っていない)
I should've studied.
→勉強すべきだった。
(実際は勉強してない)
I should've gone.
→行くべきだった。
(実際は行っていない)
I shouldn't have gone.
→行くべきじゃなかった。
(行った)
I could've helped you.
→あなたを手伝えたのに。
(実際は手伝っていない)
If I had had money, I could've bought the book.
→もしお金があったら、その本を買うことができたのに。
(実際はお金がなかったので買えなかった)
If I had arrived five minutes earlier, I could've cought the train.
→もし5分早く着いていたら、その電車に乗ることができたのに。
(実際は乗ることができなかった)
英文法書でも、仮定法過去完了の説明として、よく「事実の逆」などと書かれています。
しかし、事実の逆ということを考えず、「~したのに」「~すべきだったのに」「~できたのに」と、日本語のニュアンスから考えた方が分かりやすいと思います。
「Shoulda,woulda,coulda」の意味
「Shoulda,woulda,coulda」で1つのフレーズです。
意味は日本語で言う「たられば(仮定の話)」です。
・たらればの話は意味がない
・たらればの話をしても仕方ない
・たらればを言うな
・たらればだけど……
このような「たられば」の英語表現に当たります。
「ああすればよかった」とか「こうすればよかった」とか、たらればの話ばかり言っている人に対して「Shoulda,woulda,coulda」というと、「たらればだよ(=今さら言ってもしょうがないよ)」となります。
「Shoulda,woulda,coulda」の語順
「Shoulda,woulda,coulda」の語順は、
・Shoulda, coulda, woulda
・Coulda, woulda, shoulda
・Woulda, coulda, shoulda
など、どの順番でも言うことができます。
まとめ
・「shoulda / coulda / woulda」は「should've / could've / would've」が短縮された形
・文法的には仮定法過去完了で使われる
・would have +過去分詞 → ~しただろう / ~したのに
・should have +過去分詞 → ~すべきだった
・could have +過去分詞 → ~できたのに
・「Shoulda,woulda,coulda」の意味は「たられば」で、語順を入れ替えて使うこともできる