【例文で学ぶ】「shoulda」「coulda」「woulda」の意味と使い方。「Shoulda,woulda,coulda」はどういう意味?

※当ブログの記事にはアフィリエイト広告が含まれる場合があります

 

 

shoulda / coulda / woulda の意味と使い方

 

shoulda」「coulda」「woulda」は「should've」「could've」「would've」が更に短縮された形です。

 

 

短縮の仕方

should have → should've → shoulda

 

could have → could've →coulda

 

would have → would've → woulda

 

 

この「woulda」「shoulda」「coulda」は砕けた話し言葉を文字にしたものです。

 

 

 

短縮の仕方としては、「~するつもり」という意味の「going to → gonna(ガナ)」や「want to → wanna(ワナ)」と同じものです。

 

元の単語に対して、かなり発音も短縮されています。

 

 

 

自分で使う場合は「would've」「should've」「could've」で十分ですが、リスニングの際には、短縮形の知識が必要になってきます。

 

 

また、砕けた話し言葉ではありますが、SNSなどでは普通に使われています。

 

 

shoulda / coulda / woulda の発音

 

それぞれの読み方をカタカナで書くとこうなります。

 

発音

 

should've → シュドゥヴ

 

shoulda → シュダ

 

 

could've → クドゥヴ

 

coulda → クダ

 

 

would've → ウドゥヴ

 

woulda → ウダ

 

 

仮定法過去完了として使う

 

この「would / should / could+have」は仮定法過去完了という文法で使われます。

 

 

後には過去分詞が続き、意味は以下のようになります。

 

意味

would have +過去分詞 → ~しただろう / ~したのに

 

should have +過去分詞 → ~すべきだった

 

could have +過去分詞 → ~できたのに

 

これは過去の仮定の話をするときに使います。

 

つまり、現在から見て過去の「もしも」の話です。

 

 

 

過去のもしも話なので、肯定文でありながら、実際には行われていないのがポイントです。

 

(否定文や not の付く節の場合、今度は逆に、実際に起こったことを表します)

 

仮定法過去完了の例文

 

I would've gone If it hadn't rained.

 

→もし雨じゃなかったら行ったのに。

 

(実際は雨だったから行かなかった)

 

 

I would've passed the exams If I had studied harder.

 

→もしもっと勉強していたら、試験に合格していただろう。

 

(実際は勉強していなかったから合格しなかった)

 

 

If I had known her address, I would've sent her a birthday card.

 

→もし彼女の住所を知っていたら、彼女にバースデイカードを送ったのに。

 

(実際は住所を知らなかったから送っていない)

 

 

I should've studied.

 

→勉強すべきだった。

 

(実際は勉強してない)

 

 

I should've gone.

 

→行くべきだった。

 

(実際は行っていない)

 

 

I shouldn't have gone.

 

→行くべきじゃなかった。

 

(行った)

 

 

I could've helped you.

 

→あなたを手伝えたのに。

 

(実際は手伝っていない)

 

 

If I had had money, I could've bought the book.

 

→もしお金があったら、その本を買うことができたのに。

(実際はお金がなかったので買えなかった)

 

 

If I had arrived five minutes earlier, I could've cought the train.

 

→もし5分早く着いていたら、その電車に乗ることができたのに。

 

(実際は乗ることができなかった)

 

 

 

英文法書でも、仮定法過去完了の説明として、よく「事実の逆」などと書かれています。

 

しかし、事実の逆ということを考えず、「~したのに」「~すべきだったのに」「~できたのに」と、日本語のニュアンスから考えた方が分かりやすいと思います。

 

「Shoulda,woulda,coulda」の意味

 

「Shoulda,woulda,coulda」で1つのフレーズです。

 

 

意味は日本語で言う「たられば(仮定の話)」です。

 

・たらればの話は意味がない

 

・たらればの話をしても仕方ない

 

・たらればを言うな

 

・たらればだけど……

このような「たられば」の英語表現に当たります。

 

 

 

「ああすればよかった」とか「こうすればよかった」とか、たらればの話ばかり言っている人に対して「Shoulda,woulda,coulda」というと、「たらればだよ(=今さら言ってもしょうがないよ)」となります。

 

「Shoulda,woulda,coulda」の語順

 

「Shoulda,woulda,coulda」の語順は、

Shoulda, coulda, woulda

 

Coulda, woulda, shoulda

 

Woulda, coulda, shoulda

など、どの順番でも言うことができます。

 

 

まとめ

 

・「shoulda / coulda / woulda」は「should've / could've / would've」が短縮された形

 

・文法的には仮定法過去完了で使われる

 

 

・would have +過去分詞 → ~しただろう / ~したのに

 

・should have +過去分詞 → ~すべきだった

 

・could have +過去分詞 → ~できたのに

 

 

・「Shoulda,woulda,coulda」の意味は「たられば」で、語順を入れ替えて使うこともできる