- congratulations の意味と使い方
- Congratulations on +動名詞
- 「congratulations」が複数形になる理由
- congratulations のニュアンス
- congratulations は新婦には言わない?
- まとめ
congratulations の意味と使い方
「congratulations」は、日本語の「おめでとう」に当たります。
「Congratulations!」と単体でも使われ、カジュアルでは「Congrats!(コングラッツ)」と略すこともあります。
後ろに「~おめでとう」と続ける場合は「on」を置きます。
例文
Congratulations on your promotion.
→昇進おめでとうございます。
Congratulations on your graduation.
→卒業おめでとうございます。
Congratulations on your wedding.
→結婚おめでとうございます。
Congratulations on your new baby.
→出産おめでとうございます。
Congratulations on +動名詞
「Congratulations on」の後ろに動名詞(動詞のing)を置き、「~して」と続けることもできます。
Congratulations on getting married.
→結婚おめでとうございます。
Congratulations on passing the exam.
→試験合格おめでとうございます。
Congratulations on completing your table manners course.
→テーブルマナー講座の修了おめでとうございます。
動名詞の意味上の主語を入れる
動名詞の意味上の主語を入れることで「誰々の」と示すことができます。
Congratulations on your daughter getting married.
→娘さんのご結婚おめでとうございます。
Congratulations on your son getting into Stanford.
→息子さんのスタンフォード大学入学おめでとうございます。
「congratulations」が複数形になる理由
「おめでとう」は「congratulation"s"」と必ず「s」を付けます。
何故複数形になるのかというと、一種の強調表現です。
お祝い事や感謝の言葉、謝罪などを複数形にすることにより、より気持ちを込めるという意味合いがあります。
他には「Thanks!」や「My apologies.(申し訳ありません)」なども、代表的な複数形の例です。
congratulations のニュアンス
「congratulations」には「努力して成し遂げたことに対するおめでとう」のニュアンスが含まれています。
そのため、誕生日、新年、クリスマスなど、自然に迎えるものに対して congratulations は使いません。
「Happy birthday」「Happy New Year」「Merry Christmas」など、他の言葉を使うことになります。
congratulations は新婦には言わない?
結婚式などで「新婦には "congratulations" とは言わない」という話があります。
以前はそのような慣習があったようですが、最近ではそのような傾向は薄れています。
何より、Twitter や Facebook などでも、新婦に対して普通に使われています。
ウィズダム英和辞典にはこう載っています。
Congratulations!は本来努力して成し遂げた事柄に対して用い, 誕生日・クリスマス・正月などのあいさつには用いない.
その場合はHappy birthday [Christmas, New Year]!という.
また結婚した新婦に対しては, I wish you every happiness.などと言う方が無難とされてきたが, 若い世代では気にしない傾向がある.
(引用:ウィズダム英和辞典 第4版 : congratulation)
また、このようなツイートもあります。
Congratulationsは本来、新婦さんには使えないだなんて知らなかった😓
— ペタエリ (@peta_eri) May 18, 2019
ちなみについこの間アメリカで結婚式を挙げましたが、アメリカ人にも
Congratulationsと言われたし、嫁のエリン🇺🇸も初耳だそうなので、今はそこまで気にすることはないと思います。
大事なのは言葉そのものよりも気持ちです😉 https://t.co/F21phGswbY
ただし、年代や地域によっても変わってくる可能性はあるので、知識として頭に入れておくのが良いと思います。
究極は「周りに合わせる」です。
まとめ
・「congratulations」は日本語の「おめでとう」
・後ろに続ける場合は「congratulations on ~」の形
・強調表現の一種で、必ず複数形にする
・カジュアルでは「Congrats!」と略すことも多い
・「congratulations」のニュアンスは「努力して成し遂げたことに対するおめでとう」
・誕生日など自然に迎えるものに対して「congratulations」は使わない
・以前は新婦には使わないという話もあったが、今は普通に使われていることが多い