「なんか聞いたことがあるな……」
「なんか見たことがあるな……」
などという「聞き覚えがある」や「見覚えがある」。
これを英語ではどのように言うのでしょうか。
英語で「聞き覚えがある」「見覚えがある」
これは「familiar」を使って表すことができます。
「familiar」は
・よく知っている
・おなじみの
・精通している
などという意味を持つ形容詞です。
その中に、「(見聞きした)覚えのある」という意味があります。
そこから、「聞き覚えがある」「見覚えがある」は
・sound familiar
・look familiar
となります。
また、「to me」や「to ~」を続けて、「私にとって」「~にとって」と付け加えることもできます。
That sounds familiar.
→聞き覚えがある。
Her name sounds familiar.
→彼女の名前は聞き覚えがある。
that man looks familiar.
→あの男は見覚えがある。
That name doesn't sound familiar to me.
→その名前は(私にとって)聞き覚えがない。
It doesn’t look familiar at all.
→全然見覚えがない。
Does this sound familiar to you?
→これ(あなたにとって)聞き覚えある?
I thought this voice sounded familiar.
→この声聞いたことあるな。
(アニメを見ながら)
もう1つの「familiar」の使い方
「familiar」にはもう1つの使い方があります。
「a familiar ~」の形です。
例えば、
a familiar sight
→馴染みのある光景
a familiar voice
→聞き慣れた声
a familiar face
→おなじみの顔
のような使い方です。
ただ、こちらは「聞き覚えがある」「見覚えがある」というよりも、
・聞き慣れた
・よく聞く
・見慣れた
という、「覚えがある」よりも、「おなじみの」というニュアンスになります。