「be easy to」と「be hard to」の意味と使い方。「人が主語」になる時の訳し方に注意!

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be easy to の意味と使い方

 

be easy to do」は「(主語を)~するのは簡単だ」という意味のフレーズとして使われます。

 

 

特に有名なのが「It is easy to」で「~するのは簡単だ」です。

 

例文

It's easy to understand.

 

→理解するのは簡単だ。

 

 

漠然とした it を具体的にしたい場合は、

 

This book is easy to understand.(この本を理解するのは簡単だ)

 

の形にもできます。

 

 

be easy to を応用して表現を広げる

 

「easy」を「難しい」に変えることもできます。

 

例文

It's difficult to understand.

 

→理解するのは難しい

 

 

This book is hard to understand.

 

→この本は理解するのが難しい

 

このように、「難しい」にすることも可能です。

 

 

更なる応用は「「It's 形容詞 to do」の意味と訳し方を例文で解説!」の記事をご覧ください。

 

 

人 be easy to do の意味

 

少し意味が取りにくいのが、人を主語にした「人 is easy to do」の形です。

 

 

 

例えば、「She is easy to forget.」という文。

 

意味は、日本語で言う「影が薄い」です。

 

 

 

何故そうなるのかというと、先述の「(主語を)~するのが簡単だ」に当てはめてみます。

 

 

そうすると、「彼女を忘れるのは簡単だ」です。

 

つまり、「目立たない存在」や「影が薄い」ということになります。

 

人 be hard to do の場合も同じ

 

これは「難しい」の場合も同じです。

 

例文

He's hard to read.

 

→彼の心を読むのは難しい。

 

これも同様に、読むのが難しいのは主語である「彼」です。

 

 

そこから、「彼のことを読むのは難しい」になります。

 

 

 

以上のように、人が主語になると少し意味が取りにくくなるので注意が必要です。

 

 

聖剣伝説3の例文

[人 hard to do」の意味と例文

聖剣伝説3 より

He is difficult to locate. Domperi is koropokkur. They are small, reclusive beings that dwell in Rabite Forest, south of Jadd.

 

「彼を見つけるのは難しい。ドンペリはコロポックル。彼らはジャドの南、ラビの森に棲んでいる小さく、人前に出ない存在です」

 

 

He is difficult to locate.」で「難しいのは彼の居所を見つけること」です。

 

 

locate → ~を見つける / ~の場所を突き止める

 

「locate」と「be located」の意味と使い方の違いを例文で比較

 

reclusive → 人前に出ない / 隠遁者 / 引きこもりがちな

 

dwell in → ~に住む