独学で英語のリスニングを上達させる勉強法と4つのポイント

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独学でリスニングを上達させる方法とポイント

 

英語のリスニング力を上達させるためには音の構造の理解が大事になってきます。

 

 

大きく分けると4つの要素があります。

 

リスニング上達の4つのポイント

 

単語の正しい音を知る

 

音と音の繋がりを知る

 

英文のリズムを知る

 

長い文章を聞く

 

 

このような音以外にも、文の構造を学ぶことも聞き取りが上達するコツです。

 

 

この記事では、それらのポイントを1つずつ見ていきます。

 

単語の正しい発音を知る

 

1つ目は、単語の正しい発音を知ることです。

 

 

ネイティブの英語が聞き取れない理由の1つに、カタカナ英語・和製英語と本来の発音との違いがあります。

 

そのため、本当の英語の発音を聞き、音を正しく理解することがリスニング上達のカギの1つです。

 

 

 

そして、正しい単語の発音を知ることは、自分が話す際に、きちんと聞き取ってもらえることにも繋がります。

 

【カタカナ英語矯正】英語を発音記号から学ぶ必要性と発音の勉強法

 

音と音の繋がりを知る

 

2つ目は、音と音の繋がりを知ることです。

 

英語は単語と単語が繋がると別の音になります。

 

 

 

例えば、「Did you ~」は「ディドゥ ユー」ではなく、「ディジュ」になります。

 

このような音の繋がりをリンキングと言います。

 

 

英語はこのような繋がりや音の変化を理解していないと、途端に聞き取るのが難しくなります。

 

この繋がりを勉強するには、実際の音(文章)を聞く必要があります。

 

 

 

その練習の初期段階として、文章や会話形式の教材から始めるのが適切です(後述します)。

 

 

その他にも、単語や短いフレーズを個別にリスニング練習ができる「Youglish」というサイトもあります。

 

YouGlish の使い方|YouTube で発音確認やリスニング練習ができる英語学習サイト

 

英文のリズムを知る

 

3つ目は、英文のリズムです。

 

 

英語には英語特有のリズムがあります。

 

日本語読みやカタカナ英語が頭にある状態でリスニングをすると、文について行けず、混乱してしまいます。

 

 

 

それを克服するには、先述の単語の正しい発音と音の繋がりを学ぶことに加え、簡単な文を真似して発音してみるのが効果的です。

 

 

最初は短めの文を聞き、それと同じように発音してみます。

 

様々な文を使って練習すると、文章内の単語の強弱や文章のリズムがだんだんと分かってきます。

 

 

難しければ、文章を細かく切りながら真似し、最後に1文を通して言えるようにします。

 

まずは簡単なものから始め、少しずつ難易度を上げていきます。

 

 

長い文章を聞く

 

4つ目は、長めの文章を聞くことです。

 

・短文なら聞き取れるけど、長めの文章になると、少しずつ理解が遅れ、聞き取れなくなる

 

・聞き取れても、意味を取るのに時間が掛かる

という問題を解決してくれるのが、長めの文章によるリスニング練習です。

 

 

長い文章を聞くことにより、リスニングの体力を付けていきます。

 

ただし、これは英語の知識も必要になるので、少し難易度が高めです。

 

 

文法や文の形を知ることも重要

 

様々な文法や文の形を知ることも重要です。

 

 

例えば、リスニングで「I 〇〇 decided yet.」と「○○」の部分が聞き取れなかったとします。

 

しかし、過去分詞と yet があるから「haven't」かな?と推測することができます。

 

 

○○ce to meet you.」と最初の方が聞き取れなくても、それ以外の部分から理解することができます。

 

 

 

このように、文法や決まった文の形、フレーズを学んでいると、脳が補足して聞き取れるようになります

 

この状態になるには、きちんと文法を学んだ上でリスニング練習をする必要があります。

 

 

 

また、文法を学ぶことは文の構造を学ぶことでもあります。

 

 

例えば、分詞構文を知らない人が分詞構文の文をリスニングした時、とっさに理解できるかというと怪しいです。

 

逆に知っていれば「この文はあの文法が使われているな」と判断できるようになります。

 

そうなると、リスニングの負荷も減っていきます。

 

リスニング練習におすすめ教材

 

リスニング練習を始めたい英語初心者の方の教材として、「速読速聴・英単語 Basic 2400 ver.4」が文章の長さや内容的に最適です。

 

 

速読速聴・英単語 Basic 2400は、ほとんどが数行~3分の2ページの文章です。

 

基本的に会話形式ですが、日記形式、童謡、物語なども含まれています。

 

 

音声スピードも最初のセクションはゆっくりで、だんだんと通常の速さになっていきます。

 

このようなテキストは、単語の発音、音と音の繋がり、英文のリズムを知るのにとても役立ちます。

 

 

 

他には「英単語・熟語ダイアローグ Basic1200 三訂版」もあります。

 

こちらも同じように、1ページの会話形式の単語帳になっています。

 

 

 

それらの詳細はこちらをご参照下さい。

 

まとめ

 

・単語の正しい発音を学ぶ

 

・カタカナ英語と和製英語を矯正する

 

・音と音の繋がり(リンキング)を学ぶ

 

・英文のリズムに慣れる

 

・長め文章でリスニングの体力を付ける

 

・それらを意識しながらひたすらリスニング練習

 

・文法やフレーズを学ぶのも聞き取りに役立つ

 

 

 

以上のように、少しずつレベルを上げながら、最終的には映画やドラマなど、実際の会話を聞き取る練習に移っていきます。

 

 

英語学習初心者が最初から難しい題材で練習すると、モチベーションが続かなくなります

 

段階を踏んでいくのが学習を続けるコツでもあります。

 

 

1日1英文や1ページでも良いので、毎日コツコツと続けることが何よりも大切です。