英語で「電話をかける」と「電話がくる」の言い方|「make a phone call」と「make a call」の意味の違い

※当ブログの記事にはアフィリエイト広告が含まれる場合があります

 

 

英語で「電話をかける」の言い方と言い換え表現

 

電話をかける / 電話をする」は英語で「make a phone call」と言います。

 

 

誰々に」と言いたい場合は「make a phone call to A」の形になります。

 

これは「give A a phone call」と言い換えることが可能です。

 

 

例文

 

I made a phone call today.

 

→今日電話をしました。

 

 

I made a phone call to my sister.

 

→妹に電話をしました。

 

 

I gave him a phone call.

 

→彼に電話をしました。

 

 

Give me a phone call.

 

→電話下さい。

 

 

I need to make a phone call to the bank.

 

→銀行に電話をする必要がある。

 

※場所なども可能

 

 

make a phone call と make a call の違い

 

make a call」も「電話をかける / 電話をする」という意味です。

 

「~に」と続ける場合は「on」が続きます。

 

 

ただし、「make a call」は電話以外の手段(メールなど)で連絡を取る時や、直接会う場合にも使うことができます

 

 

 

例えば、「I made a call on her.」という文。

 

意味は「彼女に電話をした / メールをした / 訪問した」など、文脈によって変わってきます。

 

 

そのため、「彼女に "電話" をした」と言いたい場合には、

I made a phone call to her.

 

I gave her a phone call.

と「phone」を入れた方が誤解がありません。

 

 

 

「訪問する」という意味の「call on」はこちらの記事も合わせてご覧ください。

 

「call on(訪問する)」と「visit」の違いは滞在時間の違い

 

make a call と call の違い

 

「電話をかける」という意味で使う場合は「make a call」と「call」の違いはほぼありません

 

 

これは「look」と「take a look」の関係と同じで、動詞として使うか名詞として使うかの違いでもあります。

 

ただし、「make a call」や「give A a call」の方がより口語的です。

 

 

例文

 

I'll call you later.

 

→後で電話します。

 

 

I called him.

 

→彼に電話をした。

 

※I gave him a call. と同じ

 

 

Please call me at xxx-xxxx.

 

→電話番号xxx-xxxxにお電話ください。

 

※「誰々に」は「call 人」の形で前置詞は入りません

 

 

Thank you for calling.

 

→お電話ありがとうございます。

 

 

I had to call my lawyer.

 

→弁護士に電話しなければならなかった。

 

 

I need to make a call to my friend.

 

→友達に電話をする必要がある。

 

 

call up の意味

 

口語では「call up」の形になることもありますが、意味と使い方は同じです。

 

例文

 

Why don't we call up Domino's and order a pizza?

 

→ドミノに電話してピザを注文しないか?

 

(ENGLISH EX p446 より)

 

 

英語で「電話をもらう / 電話がくる」の言い方

 

逆に「電話をもらう / 電話がくる」と言いたい場合は「get / have / receive a  (phone)  call」になります。

 

~から」と続けたい場合は「from」が使われます。

 

 

例文

 

I got a call from my girlfriend.

 

→彼女から電話がありました。

 

 

I received  a phone call from my boss this morning.

 

→今朝、上司から電話が来ました。

 

 

You had a phone call from your mom.

 

→母親から電話がありましたよ。

 

 

スポーツの審判が使う「make a call」の意味

 

例えば、野球の場合。

 

審判が「アウトかセーフか」や「ファールかフェアか」などの「判定を下す(make a call)」という意味になります。

 

 

サッカーなら「(オフサイドか否か / ファウルかシミュレーションかの)判断を下す」などです。

 

 

 

何故この意味になるのかというと、単数の「call」には「審判の判定」や「決定 / 判断」という意味があるからです。

 

 

まとめ

 

・「電話をかける / 電話をする」は「make a phone call」

 

・「make a phone call to A」または「give A a phone call」で「Aに電話をする」

 

 

・「make a call」も「電話をする」だけど、電話以外でも使える

 

・「make a call」と「call」はほぼ同じ意味と使い方

 

・「電話をもらう / 電話がくる」は「get / have / receive a  (phone)  call」

・「誰々から」は「from」

 

 

・スポーツで使われる「make a call」は「(審判が)判断を下す」

 

 

 

他の口語的な表現では、「hit up」も「連絡する」という意味を持ちます。

 

スラング「hit up」の意味と2つの使い方