「~とか言ってた」や「~って言ってた」の英訳
例えば、「買い物に行くとか言ってた」や「彼、東京に行くって言ってた」などの「とか言ってた」。
それを英語では「said something about」を使って表現することができます。
She said something about going shopping tomorrow.
彼女、明日買い物に行くとか言ってた。
He said something about going to Tokyo next week.
来週東京に行くとか彼が言ってた。
Someone said something about a party on Saturday.
誰かが土曜日にパーティーがあるとか何とか言ってた。
このように、「(主語)said something about +名詞 or 動名詞」の形で「(主語が)~とか言ってた」を表現することができます。
「said something about」のニュアンス
ニュアンスとしては、明言ではなく「そういう話があった」や「そんな話が出ていた」という曖昧さがあります。
He said something about moving to Canada.
彼はカナダに引っ越すとか言ってた。
この文は「彼が引っ越すという話をしていた / 話が出ていた」で、「そんな風なことを言っていた」のニュアンスです。
そこから、カジュアルな日本語の「引っ越すって言ってたような」や「引っ越すとか何とか言ってた」に相当する表現になっています。
もし「~と言っていた」と明言する場合は「He told me he’s moving to Canada.」となります。
更に曖昧にする「I think」
文頭に「I think」を置くことにより、「~って言ってたと思う」や「~とか言っていたような気がする」のように、更に曖昧な表現にすることもよくあります。
I think she said something about not feeling well.
彼女は体調が良くないと言っていたと思う。
I think she said something about quitting her job.
彼女は仕事を辞めるとか言ってたと思う。
I think he said something about going out of town.
彼は出かけるとか何とか言ってた気がする。
まとめ
・「(主語)said something about +名詞 or 動名詞」の形で「(主語が)~とか言ってた」や「~って言ってた」を表現
・「そういう話があった」や「そんな話が出ていた」という曖昧さがある
・文頭に「I think」を置くことで「~って言ってたと思う」や「~とか言っていたような気がする」のような曖昧さが更に出る
・「~と言っていた」と明言する場合は「(主語)told me that節」になる