- sorry for の意味と使い方
- I'm sorry for your loss. の意味
- sorry to の意味と使い方
- sorry for と sorry to の違い
- 「I’m sorry +that節」にもなる
- sorry to do+that節の意味と使い方
- より丁寧な表現は「apologize for」
- まとめ
sorry for の意味と使い方
「I'm sorry.」の意味は、日本語の「ごめんなさい」に相当します。
英語のニュアンスを正確に言うと「申し訳なく思う」という謝罪になります。
その後に「for ~」と続けることで、何に対して謝っているのか明確にすることができます。
for の後ろには、
・一般的な名詞
・代名詞
・動名詞
・名詞節
を置くことができます。
sorry for の例文
I'm sorry for the inconvenience.
→ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
I'm sorry for the misunderstanding.
→誤解して(勘違いして)ごめんなさい。
I'm sorry for everything.
→いろいろとすみませんでした。
I'm sorry for hurting you.
→傷つけてしまってごめんなさい。
I'm sorry for interrupting.
→邪魔してごめんなさい。
I'm sorry for making you worry.
→心配をかけてごめんなさい。
I'm sorry for being late.
→遅れてすみません。
※形容詞を置く場合は「being +形容詞」になる
I'm sorry for being late to the party.
→パーティに遅れて申し訳ありません。
I'm sorry for being too cute.
→可愛くてごめんなさい。
※HoneyWorks の曲『可愛くてごめん』の英語版
I'm sorry for what I did to you.
→あなたにしたことは申し訳ありませんでした。
I'm sorry for what I said earlier.
→先ほど言ったことについて申し訳ありません。
I'm sorry for not being able to help you.
→手助けできなくてごめんなさい。
※not の位置に注意
FF7Rの例文
Sorry for dragging you into all this. It was wrong of me to put you in danger like that. I promise I won't do it again.
直訳
「あなたをこんなことに巻き込んでしまって申し訳ありません。あなたをあのような危険な目にあわせたのは私の間違いでした。もう二度としないと約束します」
drag A into B → AをBに引き込む / 巻き込む
put A in danger → Aを危険な目にあわせる
I'm sorry for your loss. の意味
よく使われるフレーズに「I'm sorry for your loss.」があります。
ここでの「sorry」は「(あなたの損失を)残念に思う」という意味で使われています。
そこから、「I'm sorry for your loss.」の意味は「ご愁傷さまです / お悔やみ申し上げます」となります。
sorry to の意味と使い方
「sorry to」には2つのニュアンスがあります。
・~に対する謝罪 / ~に対して申し訳なく思う
・~して残念だと思う
いずれも後ろには「動詞の原形」が入ります。
sorry to の例文
I’m sorry to bother you.
→お忙しいところ申し訳ありません。
※直訳は「あなたに迷惑をかけて申し訳ありません」で、ビジネスなどで相手に話しかける時にも使う
I'm sorry to interrupt.
→お話の途中に申し訳ありません。
※「interrupt(~を中断する / 遮る)」
I'm sorry to call you so late.
→夜遅くに電話してすみません。
I'm sorry to say this, but I won't be able to attend the party.
→(これを)言うのは申し訳ないですが、パーティーには参加できません。
I'm sorry to hear that.
→それは残念だったね / 大変だったね / お気の毒でした。
※直訳は「それを聞いて残念に思う」
※先述の「I'm sorry for your loss.(ご愁傷さまです)」の意味でも使われる
sorry for と sorry to の違い
「sorry for」は「~してしまってごめんなさい」と、過去の行為や出来事について謝罪しています。
一方、「sorry to」は「~に対して申し訳なく思う」で、今のことに対する謝罪です。
先ほどの「I’m sorry to bother you.(お忙しいところ申し訳ありません)」も、過去に迷惑をかけたのではなく「今」の話です。
他にも、
・I'm sorry to hear that.
→(今)それを聞いて残念だと思う。
・I'm sorry to keep you waiting.
→(今)あなたをお待たせしてすみません。
という現在を基準としたイメージになります。
ドラマ『アウターバンクス』の例文
I'm sorry to ruin the party, but, uh, we gotta go right now.
邪魔して悪いが 逃げなきゃ
ここで「sorry to」が使われているのは、「この状況を台無しにして悪いけど、今すぐ逃げなければならない」という今の話だからです。
「ruin」の意味は「~を台無しにする / 損なう」です。
「I’m sorry +that節」にもなる
他にも「I’m sorry +that節」の形を取ることがあり、「~ということを申し訳ありません」と、より具体的に示す場合に使われます。
口語では that はよく省略されます。
I’m sorry +that節の例文
I'm sorry I'm late.
→遅れてすみません。
I'm sorry that I forgot to tell you.
→あなたに言い忘れてごめんなさい。
I’m sorry I can’t agree with you.
→あなたに同意できなくて申し訳ありません。
I'm sorry that I couldn't go to the movies with you.
→あなたと映画に行けなくてごめんなさい。
ドラマ『アウターバンクス』の例文
Look, I'm sorry that I hurt your feelings.
あなたを傷つけて ごめん
直訳だと「あなたの気持ちを傷つけたということを申し訳なく思う」になります。
文頭の「Look」は相手の注意を引く時に使われる言葉で、日本語で言う「ねえ」「あのさ」「聞いて」などになります。
sorry to do+that節の意味と使い方
My liege, I'm sorry to report that your parents continue to sleep without any sign of awaking.
直訳
「わが君、あなたの両親が何の起きる兆候もなしに眠り続けていることをお伝えすることを残念に思います」
My liege → (日本で言うと)わが君 / 殿
sign → 兆し / 兆候 / サイン
このように、「sorry to do+that節(~することを申し訳なく思う / 残念に思う)」の形もあります。
他には、
・I’m sorry to say +that節
・I'm sorry to inform you +that節
・I'm sorry to tell you +that節
など、主に伝える系の動詞が使われますが、意味的にはどれも同じです。
より丁寧な表現は「apologize for」
ビジネスなどフォーマルな場では「I apologize for +名詞 or 動名詞」もよく使われます。
使い方は同じです。
I apologize for coming here so suddenly.
「突然ここに来て申し訳ありません」
まとめ
・「sorry for」は過去の行為や出来事についての謝罪
・後ろには「名詞」「代名詞」「動名詞」「名詞節」が入る
・「sorry to」は「~に対する謝罪 / ~に対して申し訳なく思う」と「~して残念だと思う」の2つのニュアンスがある
・「sorry to」は「今」や「これから」のイメージ
・「I'm sorry +that節(~ということを申し訳なく思う)」
・「I'm sorry to do+that節(~することを残念に思う / 申し訳なく思う)」
・より丁寧なのは「I apologize for +名詞 or 動名詞」
また、「thank you for」も同じ使い方をします。
・例文で見る「Thank you for ~」の使い方。for の後ろには何が入る?
これ以外にも「sorry」は多くの使い方があるので、こちらの記事も合わせてご覧ください。
・「feel sorry for」「feel bad」「be sorry about」の意味の違いと使い方