この記事では、「~が得意」を意味する「be good with」と「be good at」のニュアンスと使い方の違いを見ていきます。
また、「be good with」には「大丈夫」という意味もあるので、こちらも合わせて載せています。
be good with と be good at の意味とニュアンスの違い
「be good with」は「~が得意」ですが、「~の扱いが得意」というニュアンスが含まれます。
よって、人や物などの扱いが得意かどうかに対して使われます。
一方、「be good at」は「~が上手」で、「~するのが上手い」のニュアンスを持ちます。
こちらは技能や学術的なものが得意かどうかに対して使われます。
ピアノが上手い、野球が上手い、英語が堪能と言いたい場合はこちらです。
・be good with → 人や物などの扱いが得意
・be good at → 技能や学問などが得意
例文で比較
I'm good with computers.
私はパソコンが得意です。
「be good with = 扱うのが得意」という所から、「パソコンを扱うのが得意」となります。
日本語的に言うと「私はパソコンに強い」です。
逆に、「パソコンが苦手」は「I'm not good with computers.」になります。
これが「I'm good at computers.」になると「パソコンが上手い」や「パソコンするのが上手い」になり、意味は通じるものの若干不自然になります。
He's good at English.
彼は英語が得意です。
この「at」は技能や学術的なものが得意を意味しています。
よって、「人や物の扱いが得意」を意味する「with」にはなりません。
I'm good with kids. の意味
I'm good with kids.
「be good with」には「扱うのが得意」のニュアンスが含まれているため、この文の意味は「子供の扱いが得意」になります。
逆に、子供が苦手(得意じゃない)は「I'm not good with kids.」と言います。
これは日本語の「子供が苦手なんです」と同じ意味と使い方です。
I'm good with faces. の意味
他にも、「I'm good with faces.」というお決まりのフレーズがあります。
意味は「私は顔を覚えるのが得意」です。
「I'm good with names.」なら「名前を覚えるのが得意」になります。
これを「I'm good at faces.」と言うと「私は顔が上手い」になってしまいます。
しかし、X(旧Twitter)などでは「顔を描くのが上手い」のニュアンスで使われていたりします。
これは先述の「good at = 技能」から来ています。
be good at を使った言い換え
もし、「be good at」を使って「顔を覚えることが得意」と言いたい場合は「I'm good at remembering faces.」となります。
「be good at + ing」で「~することが」を表すことができるので、「be good at remembering ~」の形で「~を覚えるということが」となります。
I'm good with my hands. の意味
I'm good with my hands.
意味は「私は手先が器用です」で、ニュアンス的には「手を扱うのが得意」ということを意味しています。
be good with peaple の意味

You're good with people. You speak to Zoltan.
「お前は人付き合いが上手いから、ゾルタンと話せ」
「be good with peaple」は「人を扱うのが得意」で、言い換えると「人付き合いが上手」を意味します。
ドラマ『偽りの銃弾』のセリフ

I'm not good with people at the best of times.
人付き合いは苦手なんだ(日本語字幕)
「at the best of times」は「最も好調な時でさえ」です。
直訳だと「最も好調な時でさえ人付き合いが得意ではない」となります。
He's not so great with words.

He's not so great with words.
「彼はあまり言葉が得意ではない」
これは「言葉を扱うのが得意ではない」という意味で、「技能」として得意かどうかとは少し異なります。
そのため、実際に彼(テュポーン)は話せません。
be good with で「大丈夫」を表す
「be good with」には「大丈夫」という意味もあります。
例えば、「温かいの飲む?」と聞かれた時。
日本語では、水でいい場合に「水で大丈夫です」と言いますが、その「大丈夫」と同じ使い方です。
それを英語では「I'm good with water.」となります。
I'm good. は「No.」にもなる
他にも、「I'm good.」は日本語の「No.」という意味での「大丈夫」と同じ使い方もできます。
A「Would you like coffee or tea?」
B「I'm good for now.」
↓
A「コーヒーかお茶はいかがですか?」
B「今は大丈夫です」
この使い方は「「I'm good」と「I'm down」の意味と使い方。「I'm up for it」との違い」の記事も合わせてご覧ください。
「平気?」の意味でも使える
更に、「辛い料理は大丈夫?」のような、「~は平気?」のニュアンスでも使われます。
これは日本語の「辛いのが得意 / 苦手」が一番分かりやすいと思います。
また、海外の方に「日本食は大丈夫?」と言いたい時にも使えます。
Are you good with Japanese food?
日本食は大丈夫ですか? / 平気ですか?
その他の例文
He is good with his hands.
→彼は手先が器用です。
My wife is good with money.
→妻はお金のやりくりが上手いです。
I'm not good with cold weather.
→寒いのは得意じゃありません。
Are you good with wasabi?
→ワサビは大丈夫ですか?
She's good at cooking.
→彼女は料理が上手いです。
She's good at English.
→彼女は英語が上手い(堪能)。
I was good at math.
→私は数学が得意でした。
I'm not good at painting.
→私は絵を描くのが下手です。
He's good at soccer.
→彼はサッカーが上手い。
I'm not good at remembering names.
→私は名前を覚えるのが苦手です。
A「Do you want to go to the beach tomorrow?」
B「I'm good.」
↓
A「明日海に行かない?」
B「いや、やめとく」
FF8の例文

Raine was so good with flowers. She made wreaths for our harvest festivals.
「レインは花の扱いがとても上手だった。彼女は収穫祭のためにリースを作ってくれた」
まとめ
・「be good with」は「~が得意」で、「~の扱いが得意」のニュアンス
・「be good at」は「~が上手」で、「~するのが上手い」のニュアンス
・「I'm good with ~」は「~で大丈夫」で、日本語と同じ使い方
・「Are you good with ~」は「~は平気?」のニュアンス
・「I'm good.」は「No.」というニュアンスの「大丈夫」