「There you go.」の7つの意味と使い方と「Here you go / Here you are」との違い

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There you go. の意味と使い方

 

There you go.」には7つの使い方があります。

 

はい、どうぞ

 

よくやったね / よかったね

 

その調子

 

その通り

 

ほらね

 

しょうがない

 

また始まった

 

次は詳しい使い方とニュアンスを見ていきます。

 

「はい、どうぞ」

 

これは日本語と同じで、モノなどを相手に渡す時の「はい、どうぞ」です。

 

 

似たフレーズには「There you are.」「Here you go.」「Here you are.」がありますが、意味合い的にはいずれも同じです。

 

 

ただし、「here」の方が自分と渡すものの距離が近いイメージがあります。

 

 

 

例えば、「ペン貸して」と言われた時。

 

 

自分が持っていたり、手の届く範囲にあるペンを貸すなら「Here you go.」や「Here you are.」。

 

手の届かないくらいの距離にあるペン立てにあるなら「There you go.」で「どうぞどうぞ」となります。

 

 

しかし、自分が持っているものを渡す時にも「There you go.」を使うことが可能です。

 

 

 

また、「There you are.」と「Here you are.」の「are」のパターンは少しフォーマルな言い方になります。

 

 

例えば、レストランなどで店員さんが持ってきた料理を差し出す時は「are」になります。

 

「よくやったね / よかったね」

 

相手が何かに成功した時の「よくやったね」や「よかったね」です。

 

ニュアンス的には「Good job.」と同じになります。

 

 

注意点は、親しい人との間で使われ、目上の人には少し失礼な言い方(カジュアルすぎる言い方)になります。

 

 

 

また、自分が何かを完成させた時の「できた」の意味でも使うことがあります。

 

 

例えば、組み立て式の椅子を完成させたときに「There you go.」と言うと、「はい、できました」となります。

 

「その調子」

 

相手に何かを教えていたり、練習していたりした時の「いいよ、その調子」です。

 

 

例えば、自分の子供が自転車に乗る練習をしている時。

 

上手く乗り始めていたら「There you go!(いいよ、その調子!)」ということができます。

 

「その通り」

 

相手の意見に同意や同感した時の「その通り」です。

 

 

ニュアンス的には、カジュアル日本語の「それな」に近いかもしれません。

 

 

また、相手が何か例を出した時、自分の考えと合っていた時の「そう、それ!」としても使われます。

 

「ほらね」

 

日本語の「ほら、言ったじゃん」に相当します。

 

 

「自分が思った通りになった」と言うニュアンスです。

 

 

例えば、「ほら、あの芸人売れるって言ったじゃん!」や「ほら、やっぱり失敗したじゃん!」などは「There you go!」と表現できます。

 

「しょうがない」

 

何か失敗をした時などの「しょうがないね」です。

 

 

例えば、乗ろうとしていた電車に乗り遅れたり、買いたかった物が売り切れていたりした時の「しょうがない」です。

 

「There you go again.」の意味と2つのニュアンス

 

There you go again.」の形になると「ほら、またやった」や「また始まったよ」になります。

 

 

例えば、常日頃から部屋を出る時には電気を消してと言っているにもかかわらず、電気を消していなかった時の「またやった」のニュアンスが1つです。

 

 

 

もう1つが次の例文です。

 

例文

"You owe me $200 altogether, Bob. When are you going to pay me back?"

 

"I'm sorry. I'm hard up."

 

"There you go again!"

 

 

「全部で200ドル貸してるのよ、ボブ。いつ返すつもりなの?」

 

「ごめん、金欠なんだ」

 

「またなの?」

 

(引用:DUO3.0 例文355)

 

このような「また始まったよ」や「またそれかよ」のニュアンスです。

 

 

 

第三者に言及する場合は「There he goes again.」や「There she goes again.」の形になります。

 

「There I go again.」の意味

 

There I go again.」は「あっ、またやってしまった……」と、自分の悪い癖が出た時など、自分でやったことを嘆くニュアンスです。

 

 

言い換えると「I did it again.」になります。

 

 

まとめ

 

・相手にモノを渡す時などの「はい、どうぞ」

 

・相手が成功したり上手くいった時の「よくやったね / よかったね」や、自分が何かを完成させた時の「できた」

 

・相手が上手くやっている時の「いいよ、その調子」

 

・相手に同意や同感した時の「その通り」や、自分の考えと合っていた時の「そう、それ!」

 

・自分が思っていた通りになった時の「ほらね」

 

・何か失敗をした時などの「しょうがないね」

 

 

・「There you go again.」の形で「またやった / また始まった」

 

・「There I go again.」は「(自分が)またやってしまった……」

 

 

 

以上のように、「There you go.」は様々な状況において様々なニュアンスで使われます。