「留学する」を意味する「study abroad」と「study in +場所」の使い方の違い

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英語で「留学する」の2つの言い方

 

留学する」は英語で「study abroad」と言います。

 

例文

I want to study abroad.

 

留学したいです。

 

abroad」の意味は「外国に / 外国へ」で、品詞は副詞です。

 

 

そこから、「study abroad」の形で「海外で勉強する = 留学する」となります。

 

 

 

 

もう1つが「study in +場所」を使った言い方です。

 

例文

I studied in the U.K. for two years.

 

2年間イギリスに留学しました。

 

直訳だと「私は2年間イギリスで勉強しました」ですが、話し手がイギリス出身以外なら文脈的に「留学」のニュアンスになります。

 

 

 

日本人以外の方が「I'm studying in Japan.」と言ったら「日本で勉強している = 留学中」という解釈になります。

 

 

「study abroad in 場所」の形

 

study abroad in 場所」と合体した表現も使われています。

 

例文

I studied abroad in Canada.

 

カナダに留学しました。

 

 

I've studied abroad in Australia.

 

オーストラリアに留学したことがあります。

 

※完了形の「経験」のニュアンス

 

 

ただし、「study abroad in 場所」は「海外の○○に留学した」となり、少し説明的かつ文章的になります。

 

 

 

そのため、「どこへ」という「場所」を示す場合は「study in 場所」が一番シンプルです。

 

 

 

また、受験用のテキストを見ると「地名がある場合は通例 study abroad とはしない」などと書かれていることがあるので、受験や試験の英作文などでは使わない方が無難かもしれません。

 

 

まとめ

 

・「study abroad」は「留学する」と言う自動詞的な使い方

 

・「study in +場所」は「(場所で)勉強する」ところから「留学」のニュアンスになる

 

 

・「study abroad in 場所」の形でも使われるが少し説明的かつ文章的