You might want to の意味と使い方
「You want to ~」の意味は「~した方がいいよ」で、相手へ提案やアドバイスをする時のフレーズです。
そこに「might」が入ることにより、「~した方が良いかもしれないですよ」という柔らかい提案になります。
口語では「want to」が省略された「wanna」になることがよくあり、リスニングの注意ポイントです。
You might want to ask her.
彼女に聞いた方がいいかもしれないですよ。
You might wanna read this.
これを読んだ方がいいかもよ。
You might want to bring an umbrella.
傘を持って行った方がいいかもしれないですよ。
You might want to relieve yourself in the restroom.
トイレはここで行っておかれた方がいいかもしれません。
(引用:ALL IN ONE コンサイス 例文247より一部抜粋)
また、「might」の代わりに「may」が入ることがあります。
「You may want to」と「You might want to」の違いはほぼないため、同じように使うことができます。
should との違い
意味と使い方的には「~すべき」と訳される「You should」、または「You had better」と同じです。
しかし、「You might want to」の方がより柔らかく控えめです。
これは日常会話からビジネスまで幅広く使えるため、覚えておいて損はないフレーズです。
You don't want to の意味
否定形も考え方は同じです。
「You don't want to ~」の形で「~しない方がいいよ」となります。
You don't want to see it.
見ない方がいいですよ。
You don't wanna get her angry.
彼女を怒らせない方がいいよ。
You don’t want to do that.
そんなことはしない方がいいですよ。
You don’t wanna know.
知らない方がいいよ。
ただし、あくまで控えめな提案・アドバイスのため、実際にどうするかという最終的な判断は、相手方に委ねられます。
まとめ
・「You might want to」の意味は「~した方がいいかもしれないですよ」
・「should」よりも控えめな提案フレーズとして使われる
・「You don't want to ~」の形で「~しない方がいいよ」
・あくまで控えめな提案のため、実際にどうするかは相手の判断に委ねられる
他の助動詞を使った提案フレーズには「could」を使ったものがあります。