「bite the dust(バイツァダスト)」の意味をジョジョの元ネタと Queen と共に学ぶ

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bite the dust の意味

 

bite the dust」の意味は、

 

死ぬ

負ける

屈辱を受ける

故障する

 

などです。

 

 

直訳だと「dust (ホコリ / 土)を bite (噛む)」になります。

 

何故この意味になる?

 

この表現は、倒れた時を想像すると分かりやすくなります。

 

 

地面や床にドサッと倒れると、埃や土が口に入るぐらい地面と口が近くなりまります。

 

 

格闘技でダウンした時に、リングを噛むように倒れるのも同じです。

 

 

以上のことから、「dust(ホコリ) を bite(噛む)という状態 = 死や敗北」などという意味になりました。

 

ドラクエ6の例文

bite the dust の意味と例文

引用:ドラゴンクエスト6

First that monster Murdaw bites the dust, and now I'm on the high road to paradise in the Isle o' Smiles!

 

「まず怪物ムドーが死に、そして今、ほほ笑みの島の楽園への道を歩んでいます」

 

 

このように、「主語 bite the dust」の形で「(主語)が死ぬ / 倒れる」となります。

 

 

 

the high road」は「正道(正しい道)」や「倫理的に正しいこと」という意味があります。

 

 

the Isle o' Smiles」は日本版の「しあわせの国」です。

 

the Isle o'」は「the Isle of(~の島)」の略です。

 

ジョジョのバイツァ・ダスト

 

漫画『ジョジョの奇妙な冒険』に「バイツァ・ダスト」という能力(技)が登場します。

 

これは bite the dust の発音をカタカナ表記にしたものです。

 

 

 

そして、その能力を持つ吉良吉影のスタンドはキラークイーンと呼ばれます。

 

こちらの元ネタは、イギリスのロックバンド Queen が1974年に発表した「Killer Queen」という曲にあります。

 

 

Queen の「Another One Bites the Dust」

 

Another One Bites the Dust」という Queen の曲があります。

 

 

Another One Bites the Dust の意味は「もう一人も死ぬ」です。

 

邦題が「地獄へ道連れ」なのは、そこから来ています。

 

 

 

ちなみに、「bites the dust」の発音は「バイツ ザ ダスト」で、ザの分の空間があります。

 

カタカナ通りの「バイツァ ダスト」と発音されるのは「bite the dust」の方です。