make good の意味と使い方
「make good」には「(経済的・社会的に)成功する」という意味があります。
As a self-made man put it, "A man of vision will make good in the end."
→自分の力で成功をつかんだ人が言ったように、「先見の明のある人は最後には成功する」。
(引用:DUO3.0 例文184)
make good on の意味
「make good」には「(約束や義務などを)果たす」という意味もあります。
そして、「make good on」の形で「~を果たす」となります。
よく使われるのが「make good on one's promise」や「make good on a promise」のフレーズです。
She needs to make good on her promise.
→彼女は(彼女自身がした)約束を果たす必要がある。
He failed to make good on a promise to his daughter.
→彼は娘との約束を果たせなかった。
I decided to make good on a promise to visit a friend in Tokyo.
→東京にいる友達を訪ねるという約束を果たすことにした。
Tomorrow I make good on a promise I made to my mother before she passed away.
→明日、母が亡くなる前に交わした約束を果たします。
make good use of の意味
似た表現かつ間違われるフレーズに「make good use of ~」があります。
意味は「~うまく活用する」で、「~を無駄にしない」のニュアンスが含まれることもあります。
これは「make use of ~(~を活用する)」に「good(うまく)」が付いた形です。
応用として、「make best use of ~(~を最大限に活用する)」もよく使われます。
I'll make best use of social media to share.
→シェアするためにSNSを最大限に活かします。
Sliding doors make good use of space.
→スライドドアでスペースを有効活用する。
How to make good use of analytics.
→分析(結果)をうまく活用する方法。
I might as well make good use of this spare time.
→折角だから空いた時間をうまく活用します。
まとめ
・「make good」の意味は「(経済的・社会的に)成功する」や「(約束や義務などを)果たす」
・「make good on」は「(約束や義務などを)果たす」に on が続いた形
・「make good on one's promise」や「make good on a promise」のフレーズでよく使われる
・「make good use of」は「~を活用する」
・こちらは「make use of ~(~を活用する)」に「good(うまく)」が付いた形
他に間違いやすい表現には「make a good」があります。
・「make a good ~」の意味と注意すべき2つの使い方。「make good」との違いに注意!